2014年05月22日

VOFにジャミング出現

いずれ出るとは予想していたが、放送開始3週間がたち、22日の0255頃からついにジャミングを出してきた。この時期この時間帯では弱くしか聞こえないが、ほぼ同時に6015や6348kHzも出てきたようだ。いわゆるスーパージャミングと勝手に読んでいるが、6003、6015、6348、6518、6600kHzに出ているタイプと同じものだ。

これでは全く内容の聞き取りはできない。0650頃にバックで曲が流れているのがわずかにわかる程度。やはり6003kHzのVOHや6015kHzの民族放送の方が出力が強いのかジャミングを抑えて聞こえる時間が多い。

このままでは「しおかぜ」がまともに影響を受けることに。そして4時間だけ出しているジャミングはどう変化するのか。21日は若干早く1853過ぎに停波している。以降VOFが強力に聞こえている。2000に6140kHzに火竜ジャミングが出てまた聞こえなくなった。終了アナウンスの後は無音のままキャリアーが垂流しになっている模様。

6135kHz North Korean Super-Jamming
May 23 0255:15~2358:49
May 23 1455:29~1857:46
May 22 0255~May 23 0002:55
May 22 1503:33~1859:36
May 21 1457:20~1853:24
May 20 1459:28~1909:02
Mat 19 1459:30~1855:28
May 18 1500:50~1901:10
May 17 1450:54~1854:12
May 16 1455:27~1854:33

22日、1329に「しおかぜ」の電波が出てジャミングはほぼ抑え込んでしまった。さて朝鮮半島ではどんな風に聞こえているのか。
そしていつも1500には止まっていた6003kHzのスーパージャミング、22日は当然その必要は亡くなったわけだ、そのまま出続けている。
ところが1503:30に6003kHzのスーパージャミングが止まった。そして1503:33に気のせいか6135kHzのジャミングが強くなった。どうやらスーパージャミングが2波出ているようだ。何ということだ。

6135kHzへのジャミングはやはり2波出ている。22日は1859:36にいつものジャミングが止まった。PERSEUSのスペクトラム上でも約10dB近くノイズフロアーレベルが下がるのがわかる。
その直後6003kHzへキャリアーが出て3秒後にジャミングを出してきた。

6135/6250/6348kHzへのスーパージャミングは23日0002:55に停波した。この3波は同時にジャミングを出し止まるのも同じである。
6003と6015kHzも同時に停波している。23日0003:10にスーパージャミングは止まった。
6518と6600kHzのスーパージャミングはこれらより一時間早い、22日2302:17に停波している。

5月23日の6135kHz、昨日と同じく0255:15にスーパージャミング登場。そして22日同様23日も1455-1857の間はスーパージャミングが2波出ている。当然6250kHzも自信の統一のこだま放送へジャミングを出していることになる。何とも見苦しい、これが北朝鮮の実態。

5月25日のDXLDによれば、この送信機は目下調整中らしく、現在出力5kW、ログぺりアンテナで送信角度10度とのこと。10kW送信機とコンビでアンテナゲイン10dB、実行ふく射電力35kWで送信する予定。
Posted by Hiroshi at 16:00│Comments(0)S.N.Korea
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