2014年05月14日

5月13日「しおかぜ」

1300の9950kHz、13日は早くからジャミングを出している。それでも朝鮮語と日本語放送は良く聞こえている。若干フェージングの谷ではジャミングに埋もれてしまうが。拉致問題インフォメーションから、4月27日に開催された国民大集会のダイジェスト。内閣官房長官と拉致担当大臣の挨拶が出ている。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、「自由の声」がよく聞こえている。1305:35にジャミングが出てきたがほとんど影響はない、1306に強くなってきたがつぶすほどではない。1330中国語から始まった。ジャミングもどこへやらクリアーに聞こえている。後半1400は朝鮮語放送、ジャミングはほとんどわからない。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは9950kHzから移ってきたがパラオの電波も強く聞き取りは十分できる。30秒遅れの頭切れで出てきた、なつかしい日本の歌「お馬」で始まっており、9日前の番組が出てきた。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がばれて急遽死亡確認書をねつ造したもの。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんと松木照代さんからで2014年2月28日の収録と新しくなっている。続いて弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。また高校時代の恩師松村六郎先生から2010年9月の収録メッセージも出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
  お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
  生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
  あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
  お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん

2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
  お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
  春はまだ遠い最果ての ここは北の国
  誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
  お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります
この番組は2014年4月7日放送分から一部メッセージが更新され、最後の周波数アナウンスも9960kHzに変更されている、4月7日、16日、24日、5月4日と同じ内容である。
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