6135kHzがにわかに騒々しくなってきた。既に米国でもこの周波数の異変は気付いているようだ。リストの出力10kWというのは何も確証があるわけでもない。
北朝鮮がこの放送に気付いたかどうかは定かでないが、3日は1053に早くもピコピコとジャミングを出してきた。これまでの経緯からすればただ単に「しおかぜ」に対するジャミングの早出しということになる。9950kHzへもこれと同時刻にジャミングを出している。
1300の9950kHzへのジャミングは幾分弱く受信状態は概ね良好である。朝鮮語、日本語放送ともに聞き取りは十分可能である。9930kHzに出ているパラオと強さは変わらないが、ジャミングの分だけ不利である。
1330の「しおかぜ」は6135kHz、3時間近くも前からジャミングを出している。八俣からの電波は強くほぼジャミングを抑え込んでおり受信状態は良好である。フェージングの谷では若干ピコピコ時になるがほとんど影響はない。朝鮮語に続き後半1400は日本語放送。
4月27日に日比谷公会堂で開かれた国民大集会の模様が出ている。毎年開かれている年中行事である。
1965年に失踪した当時高校生だった藤田進さんのお母さんが3月30日に亡くなったことを伝えている。放送終了後もジャミングは垂れ流している。そのまま1455にスーパージャミングに見舞われジャミングがジャミングに潰された。
1430の「ふるさとの風」は9960kHzのパラオ送信である。ジャミングは出てこなかった。懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我みよしさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった事例でもある。
その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを国際手配して犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名も使い普通に生活している特別永住許可者の一人である。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(放送では韓国語と言わされている)によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、みよしさんは80歳である。この時間はいまだ更新されていない古いソースがまだつかわれている。
今日の一曲は1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などで登場している。4月15日放送分から周波数アナウンスが新しくなっている。
この番組は2014年4月15日、23日と同じ内容である。