1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9950kHz、ジャミングが出ているがなんとか内容の聞き取りは可能である。1330の「ふるさとの風」もほぼ同様な受信状態である。354週最後の番組が出ている。
1330の「しおかぜ」は6135kHz、周波数変更4日目、ジャミングは5985kHzに垂れ流しである。ローカル局並みの強さで受信状態は極めて良好である。昨日1400と同じ番組が出ている。最近の労働新聞のねつ造写真について。萩原遼責任編集「拉致の真実」の紹介が出ている。
朝鮮総連を解散させなければならないと力説している。朝鮮総連の虚偽に朝鮮学校への補助金を出している自治体もある。拉致に積極的に加担した総連のウソを暴いている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは放送開始直後9950kHzから動いてきた、受信状態は概ね良好である。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ高田のベビーホテルに子供を残したまま拉致された。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっているが、北朝鮮はこうした事実や事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」と述べていたことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明の信憑性も疑わしい。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠蔽しようと偽装工作をしているのに他ならない。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、2014年2月収録でお兄さんの飯塚繁雄さんから。同じくお兄さん本田勝さんからのメッセージも新しくなっている。八重子さんの姉が2013年9月に亡くなったことなど。続いて2013年4月27日の「すべての拉致被害者を救出するぞ国民大集会」での収録で八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんから。これは従来通りである。
今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」、この番組は4月9日、18日と同じである。