1300台の9950kHz、かなり強いジャミングが出ている。この時間は台湾送信の電波、ジャミングの中よく健闘している。ニュース解説は「最高人民会議第13期第1回会議」について。続いて拉致問題解説は拉致問題の理解促進のための日本政府の取り組みについて。拉致問題啓発のための各種パンフレットなどの配布、特に若い世代への拉致問題の理解を深めることに重点を置いている。
ふるさとの声は、曽我ひとみさんからのメッセージで2014年3月収録の新しい内容である。今週の一曲は朝鮮語番組では狩人の「あずさ2号」が、日本語番組では1963年のヒット曲ダニー飯田とパラダイスキングの「シェリー」が出ている。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、いつものジャミングが出てこない。17日木曜日は英語放送である。ローカル局並みに強力かつクリアーに聞こえている。
1430終了までジャミングの無い放送が受信できた。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは9950kHzと同じくかなり強力である。1分遅れの頭切れで出てきた。
懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんと共に拉致された増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなどが話されている。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという曲。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
あなたを 見失いたくないのです
この番組は2013年11月15日、24日、12月3日、21日、30日、2014年1月8日、17日、26日、2月4日、13日、22日、3月3日、21日1600、30日、4月8日と同じ内容であるが、最後の周波数アナウンスが今日17日放送分から新しく差し替えられている。