海外からのラジオ放送

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9950kHz、ジャミングが強く若干聞きづらいかも。アンテナのし好性を変えることによって幾分改善されるようだ。1330の「ふるさとの風」もほぼ同じ受信状態である。351週最後の番組が出ている。ニュース解説は「日米韓三国首脳会談」について。朝鮮語今週の一曲はGO-BANG'S「あいにきて I・NEED・YOU!」、日本語今週の一曲は1974年のヒット曲アグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」、1400放送終了後ジャミングは9960kHzへ移動している。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは1316:12にピコピコとうるさいのが出てきた。1329に八俣からのキャリアーが出てほぼ完全に抑え込んでしまった。受信状態は良好である。日曜日は日本語放送で始まった。昨日1400と同じ番組で、3月26~28日に行われた一万キロ現地調査第20回で収録した関係者からのメッセージが出ている。
1971年失踪の山下綾子さんへいとこの長嶋清さんから、
1962年失踪の二宮喜一さんへお姉さんの森八千代さんからのメッセージ。
1991年失踪の大政由美さんへお母さんからのメッセージ。
続いて1981年失踪の永本憲子さんへおばさんから、1986年失踪の亀谷博昭さんへ、お母さんからのメッセージ。
福留貴美子さんへのメッセージは高知県立山田高校時代の同級生から、福留貴美子さんは騙されて北朝鮮に入国、よど号ハイジャック犯岡本武の 妻になった。2人の子供は帰国している。調査会発足以前から北朝鮮での存在が確認され 警察庁が2012年発表した868人の中でも1人だけ別扱い、警察の扱いも謎の多い人。
「救出への道コーナー」は去る3月16日からジュネーブで開催された国連人権理事会の模様の報告。1352:28に「日本政府からのメッセージ」が出ている。内容も新しく、ふるさとの風の周波数も更新されている。
「しおかぜ」の周波数アナウンスも新しくなっている。日本時間22時30分は5985、6020、6135kHzのいずれか。午前1時は6090、6165kHzのいずれかで放送をする。これまでは各時間とも3波を切り替えていたが、2回目の放送は2波の切り替えとなった。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは14過ぎに9950kHzから移動してきたが放送開始直後に止まっている。受信状態は良好だ。懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我みよしさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん（当時19歳）と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった事例でもある。
その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、国際手配をして犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名も使い普通に生活している特別永住許可者の一人である。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語（放送では韓国語と言わされている）によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、みよしさんは80歳である。
今日の一曲は1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などで登場している。 この番組は2013年11月13日、22日、12月1日、10日、19日、2014年1月15日、24日、2月2日、11日、20日、3月1日、10日、19日と同じ内容である。