2014年03月31日

しおかぜ周波数変更

恒例の周波数変更が「しおかぜ」でも実施されている。3月24日に変更されたばかりだが、これでまたしばらくはクリアーな受信ができる。
信号は強力で、同波のミャンマーを完全につぶしている。30日1330は日本語放送から、先週と昨日1400と同じ番組である。横田ご夫妻と孫娘の対面の模様を詳しく伝えている。後半1400は朝鮮語放送である。
ジャミングは5910kHzに垂れ流しである。1326:55に出ている。

1300台の9950kHzはジャミングが強く既存状態は悪い。ここ連日同じような状態が続いている。350週最後の番組である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは9950kHzと同じくかなり強力である。1分遅れでパラオの電波は出てきた。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて、1978年8月12日行方不明に。市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんと共に拉致された増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなども話されている。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これらは2013年6月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという曲。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです

風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
あなたを 見失いたくないのです

この番組は2013年11月15日、24日、12月3日、21日、30日、2014年1月8日、17日、26日、2月4日、13日、22日、3月3日、21日1600と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、日本政府の放送はすべて周波数変更はないことになる。ジャミングは全く出ていない、周波数は正確に出ている。受信状態は良好である。
ところが9960kHzでも同じ番組が出てきた。予定では台湾送信の9780kHzがパラオの9960kHzに変更と発表されている。初日ということで長年続いている9780kHzは惰性で出してきたのか。
もちろん過去の番組の再放送のため周波数アナウンスが変わることはない。
3月30日1600台はパラオ送信が3波並んだことになる。
9930 1500-1800 TOM
9950 1600-1900 TOM
9960 1600-1630 Furusato no kaze


そして1600の「しおかぜ」は地獄の6135kHzから移動しクリアーな受信ができるようになった。1330と同じ番組で日本語放送が強力に聞こえている。バックで同じ周波数に出ているCRIが混信している。
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