2014年03月30日

3月29日「しおかぜ」

1300台の9950kHzはジャミングの中それなりに聞こえている。台湾からの電波も強く聞き取りは十分できる。

1330の「しおかぜ」は5910kHz、30分以上も前1255:35からジャミングを出している。しかし八俣からの電波は強力でジャミングを抑え込んでよく聞こえている。先週と同じ番組である。前半朝鮮語、後半1400は日本語放送である。横田ご夫妻がモンゴルで孫娘と面会について詳しく放送している。一般のメディアでは伝えられない細部が放送されている。23日のあるテレビ番組でもこの話題が取り上げられていた。この中で何か劇的なことが起こるのではないかと期待を持たせる話も出ている。
4日間もの間朝鮮語しかわからない孫と、どうしていたのか。この疑問点からめぐみさんは生きているということがよりはっきりしたこと。ひょっとしたらめぐみさんと会わないまでも電話で話ができたのではないか。真実はご夫妻が知るのみである。
続いて北朝鮮工作船活動が浸透していることについて。救出への道コーナーは3月17日、ジュネーブでの人権委員会へ出席することなど。
1422:27に「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは出ているが、それほど強くはない。番組内容は十分聞き取り可能である。なつかしい日本の歌「お馬」で始まっている。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がばれて急遽死亡確認書をねつ造したもの。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんからで2013年2月4日の収録。1444:45にジャミングが聞こえなくなった、止まってしまったようだ。以降クリアーに聞こえている。弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。また高校時代の恩師松村六郎先生から2010年9月の収録メッセージも出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
  お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
  生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
  あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
  お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん

2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
  お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
  春はまだ遠い最果ての ここは北の国
  誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
  お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります

この番組は9日前の2013年11月14日、23日、12月2日、11日、29日、2014年1月7日、16日、25日、2月3日、12日、21日、3月2日、11日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、昨日とは打って変わりジャミングは全くない、受信状態は良好である。周波数も約130Hzほど低く出ており音質が良い。1430の9960kHzと同じ番組が出ている。

これに引き換え、1600の「しおかぜ」は6135kHzのジャミングの中へ自爆、信号はそこそこ強いがやはりノイジーな受信状態である。いつまでこの自爆行為が続くのか。
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