1300台の9950kHz、朝鮮語と日本語放送は連日ジャミングに見舞われている。それでも完全につぶされているわけではなく聞き取りは十分できている。
1330の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングはこれまでの6135kHzに垂れ流し状態である。八俣からの電波は強力で受信状態は極めて良好である。26日水曜日は失踪者・拉致被害者家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1982年失踪の鈴木清江さんへ、お母さんのたみ江さん、妹のとよみさんからのメッセージ。
1991年失踪の橘邦彦さんへ、お母さんの橘智子さんから。
1972年失踪の生島孝子さんへ、お姉さんの馨子さん、お母さんのウラさんから。
1977年に拉致された松本京子さんへ、お兄さんの孟さんから。
1347:16から音楽が流されている、曲名は知らない。2曲目は長岡出身で1998年韓国で失踪した中村美奈子さんの支援団体のテーマソングともいえる「海を越えて」が流れている。
蒼い海 はるか 水平線を越えて
今日も また 船が行く 私はひとり
目を閉じて 想う 遠い夢のつづき
手をつなぎ 夕焼けの道を
あ~もどりたい 幼い頃の あの日のような
「今日も また・・・ずっと海を見ています・・・
この海の向こうは・・・私の生まれたふるさと・・・
そして・・・私が小さかった頃のお母さんが・・・
あれから・・・どうしていますか?・・・お母さん!」
目をとじて泪 募る想いに
忘れない あの温もりを
あ~いつの日か この海越えて あなたのもとへ
あ~ふるさとへ
1355:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1400からも日本語放送が始まった、引き続き肉声によるメッセージが出ている。
1991年失踪の佐々木悦子さんへ、お母さんのアイ子さん、妹さんのめぐみさんから。
1971年失踪の井上克美さんへ、お母さんのイトノさんから。
1977年失踪の新木章さんへ、妹の横山木三子さん、弟の博さんから。
1979年失踪の寺島佐津子さんへ、お母さんのイツ子さん、お父さんの寺島六郎さんから。
1965年失踪の山口美好さんへ、お姉さんの津由子さんから。
1962年失踪の井上征子さんへ、お母さんのマサヱさん、妹さんの恵美子さんから。
1979年失踪の尾方晃さんへ、お母さんの美恵子さんからのメッセージ。
以上の方からの肉声による呼びかけが放送された。1425:34にも「日本政府からのメッセージ」が放送されている。一時間全くジャミングの無いクリアーな受信ができた。この番組は2013年11月20日、12月18日、2014年1月29日、2月26日と同じ内容で、ほぼ一ヶ月ごとに再放送されている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは強く受信状態は悪い、懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で始まった。
拉致問題解説は松本京子さんについて、2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は松本京子さんへ、お兄さん孟さんからのメッセージは2013年10月28日収録と同じく2013年10月28日米子コンベンションセンター 国際会議室で開催された「拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子」から。 縫製会社に勤めていた同僚だった友人ら二人からは、2007年の収録で、同級生矢倉修さんからも、これらはいずれも過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」、この曲も過去幾度も登場している。先回3月17日放送分から番組構成が変更されている。メッセージが更新されたり、曲の組合わせが変わっている。したがってこの番組は2014年3発17日と同じである。
6135kHzのジャミングは、しおかぜへのそれといつものスーパージャミングが1455に出てきて、北のジャミングの二重奏である。