昨日から「しおかぜ」は周波数を変更している。1330と1600の周波数が入れ替わっただけだが、これがとんだ災難である。1600台の6135kHzがどんな状況になっているのか全く知らずに出してしまった。周波数選定は実際の状況を見極めて出すわけではなく、ただ単に机上で決めているだけのようだ。
DXerむけのPCJ Radioは混信があれば即周波数を変える機敏さがあるが、八俣送信にそれを求めるのは無理なのだろう。
25日の1300、9950kHzはジャミングはあるものの概ね受信状態は良好である。朝鮮語、日本語放送ともに聞き取りは可能である。昨日と大差はない。ニュース解説で初めて横田夫妻が孫娘との対面したことが伝えられた。
1330の「しおかぜ」は5910kHz、昨日から周波数を変えている。当然ジャミングはない、これまでの6135kHzへ垂流しが続いている。火曜日は中国語放送から、受信状態は極めて良好である。後半1400は朝鮮語放送、引き続きクリアーに聞こえている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは引き続きうるさい、9950kHz同様受信状態は芳しくない。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。北朝鮮は1979年9月4日死亡としているが、にわか死亡通知書でとても信用できる内容ではない。この事案も北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さん龍子さんご夫妻からのメッセージは2013年2月6日収録である、新しい政権になり、解決に向け願いを込めたメッセージである。中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲吉田拓郎の「結婚しようよ」。この番組は2013年11月19日、28日、12月7日、16日、25日、2014年1月3、12日、21日、2月8日、17日、3月7日、16日と同じ内容である。
度々周波数を変更するといいながら、自らそのジャミングの出ている周波数へ自爆した「しおかぜ」、前代未聞のことである。6135kHzのスーパージャミングは5890kHzから移ってくるが、25日は1500以降も5890kHzに居座っている。このため1500のVOAも比較的よく聞こえている。
1600の6135kHz、昨日とは違いジャミングが出ていない、5890kHzにまだ居座っているためだ。中国語放送が強力に入感している。
ジャミングはこれまでの5910kHzにも出ていない。1624:33にスーパージャミングが出てきた、後半1630は朝鮮語放送、八俣の信号は強く聞き取りは可能である。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、珍しくジャミングが出ている、台湾からの電波も強く受信状態はおおむね良好である。1430の9960kHzと同じ番組である。