2014年03月02日

3月1日「しおかぜ」

3月1日、1300からの9950kHzは全くジャミングが無い。台湾からの電波は強力で受信状態は良好である。この日本政府の放送もニュース解説以外はすべて過去の放送の使い回し。今週からアナウンサーもより素人くさくなり眠気を誘う、韓国に配慮した中身のない放送になっている。もっとも配慮した放送は日本のテレビ放送も同じだ、おばさんがあれだけ言うのだから少しは折れたらどうだろうと、とんでもないコメントを出す輩もいる。
後半1330は日本語放送、信号の割りには音量がない、変調が浅いという感じである。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、1310:50にジャミングを出してきた。今日も八俣からの電波は強力でジャミングを抑えている。朝鮮語放送もクリアーに聞こえている。後半1400は日本語放送、先週と同じ番組である。ニュースは米韓合同軍事演習を事実上黙認したことなど、2月17日付産経新聞からの引用。
続いて特定失踪者問題調査会の理事会開催について。2月17日に開かれた会議で中波放送の強化可能性について、現地調査今後の日程、特別調査班を約10名体制で発足させたことなど。
1990年台の第6軍団事件について。冒頭特に咸鏡北道に住んでいる人に聞いてほしいと述べている。いまだ謎の多いクーデター未遂事件の内容について詳細が述べられている。1994年ごろから起きたとされる事件をRFAの報道から伝えている。1422:27に「日本政府からのメッセージ」が出ている、1424:27に緊急放送ISが出て日本への電話FAX番号、メールアドレスなどがアナウンスされている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。ジャミング全くない、受信状態は良好である。9955kHzに出ているジャミングが時々聞こえる程度。
拉致問題解説は曽我みよしさんについて。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった事例でもある。
その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、国際手配をして犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名も使い普通に生活している特別永住許可者の一人である。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(放送では韓国語と言わされている)によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、みよしさんは80歳である。
今日の一曲は1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲でも登場している。
もう 終わりだね 君が小さく見える
僕は思わず君を抱きしめたくなる
「私は泣かないから このままひとりにして」
君のほほを涙が 流れては落ちる

「僕らは自由だね」 いつかそう話したね
まるで今日のことなんて思いもしないで
さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬
愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ
愛は哀しいね僕のかわりに君が
今日は誰かの胸に 眠るかも知れない
僕がてれるから誰も見ていない道を
寄りそい歩ける寒い日が 君は好きだった

さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬
愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ

さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬
愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ
さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬
愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ

外は今日も雨 やがて雪になって
僕らの心のなかに 降り積るだろう
降り積るだろう

この番組は2013年11月13日、22日、12月1日、10日、19日、2014年1月15日、24日、2月2日、11日、20日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、ジャミングは全く無い、ローカル局並に信号は強く受信状態は極めて良好である。1430の9960kHzと同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングなしで朝鮮語放送が始まった。開始直後、1604:30にジャミングが出てきたが八俣の電波の方がはるかに強く影響は全くない。1330の6135kHzよりもさらに受信状態は良い。周波数は約130Hz低く出ている。
後半1630は日本語放送、ジャミングは出ているが全く影響はない。
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