北朝鮮からのジャミングは昨日京都停波を繰り返している。海外向け放送も一時全てが止まるなど停電が頻発している。9日は1215前後以降はほぼすべての電波が出ている。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は強力に聞こえている。ジャミングは全くない。台湾からの電波は強く受信状態は良好である。
1330の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングも1315に出てきたが1322に止まっている。9日、日曜日は日本語放送が出ている。昨日1400、1630と同じ番組である。一万キロ現地調査19回、種子島屋久島の模様が放送されている。当日現地で収録した被害者家族からのメッセージが出ている。ジャミングは無く受信状態は良い。
1月29日、国上地区の湊漁港において日高満男さんについて、お姉さん田中恵美子さんからのメッセージ、西之表市民会館で「拉致問題の現状報告会」開催。
1月30日、屋久島栗生地区で1955年失踪の羽生弘行さん宅において御家族から『なには丸』出発地点と当時の状況について聴取、ご家族の奥さんツユさん、妹さん岩川サヤさん、息子さん弘訓さん からのメッセージ。
1971年失踪の園田一・トシ子さん夫妻へ、長女・前山利恵子さんからのメッセージ、
1993年失踪の田中正道さんへ、妹・村岡育世さんからのメッセージ。
続いて「救出への道コーナー」は自由北朝鮮放送から放送されているメッセージ。1352:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。1354:28に緊急放送ISが出ていつもの日本への連絡電話番号などがアナウンスされている。この一時間ジャミングの出ることはなかった。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。ジャミングは全くない、受信状態は良好である。
拉致問題解説は松本京子さんについて。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致され、2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2011年10月19日収録のお兄さん孟さんからのメッセージと、2012年7月16日米子市で開催された「拉致問題の早期解決を願う国民の集い」での収録。 縫製会社に勤めていた同僚だった友人ら二人からは、2007年の収録で、同級生矢倉修さんからも、いずれも過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」、過去幾度も登場している曲である。
貴男はもう忘れたかしら
赤い手拭い マフラーにして
二人で行った 横丁の風呂屋
一緒に出ようねって 言ったのに
いつも私が待たされた
洗い髪がしんまで冷えて
小さな石鹸 カタカタ鳴った
貴男は私の体を抱いて
冷たいねって 言ったのよ
若かったあの頃 何も恐くなかった
ただ貴男のやさしさが 恐かった
貴男はもうすてたのかしら
24色のクレパス買って
貴男が描いた 私の似顔絵
うまく描いてねって 言ったのに
いつも一寸も 似てないの
窓の下には神田川
三畳一間の小さな下宿
貴男は私の指先見つめ
悲しいかいって 聞いたのよ
若かったあの頃 何も恐くなかった
ただ貴男のやさしさが 恐かった
この番組は2013年11月11日、20日、29日、12月8日、17日、26日、2014年1月4日、13日、31日と同じ内容である。