2014年02月04日

2月3日ふるさとの風

3日の9950kHz、台湾送信は良好に聞こえている。1300は朝鮮語放送、フェージングの谷ではジャミングの出ていることがわかる。今週で通算343週目の放送となる。朝鮮語今週の一曲は無し。
1330は「ふるさとの風」、引き続きクリアーに聞こえている。ニュース解説から、非核化に対する北朝鮮の考え方について。続いて拉致問題解説、2012年8月北京で開催された日朝政府間協議とその後の動きについて。ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから、増元るみ子さんの同級生メイソンSもと子さんからのメッセージ。これは2013年2月収録である。今週の一曲は無し。

同じく1330の「しおかぜ」は5910kHz、開始時ジャミングはなかったが、3分後激しいジャミングが出てきた。ほぼ完全につぶされてしまった。日本語放送で失踪者の氏名などが読み上げられているのは聞き取れる。放送終了後もジャミングの垂流しが続いている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く聞こえない、パラオからの電波は強力で、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「お馬」で始まった。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がばれて急遽死亡確認書をねつ造したもの。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんからで2013年2月4日の収録。弟さん松木信弘さんからのメッセージは2012年12月15日収録。また高校時代の恩師松村六郎先生から2010年9月の収録メッセージも出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
  お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
  生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
  あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
  お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん

2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
  お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
  春はまだ遠い最果ての ここは北の国
  誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
  お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります

この番組は9日前の2013年11月14日、23日、12月2日、11日、29日、2014年1月7日、16日、25日と同じ内容である。
1600の「しおかぜ」は5975kHz、ジャミングは5910kHzが1557まで出ており、直後に5975kHzへ出て来た。1330の5910kHz同様ほぼつぶされている。

1600の「ふるさとの風」は9780kHz、ジャミングは聞こえない、しかし台湾からの信号もスキップ状態である。いつもの強さはないが聴き取りは可能である。

5975kHzへのジャミングは1717:26まで垂流しが続いた。

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