2014年01月27日

1月26日「しおかぜ」

26日、日曜日の9950kHzは大変強力に入感している。台湾からの電波はスキップもなく受信状態は極めて良好である。一週間続いた最後の放送となる。朝鮮語今週の一曲は宇多田ヒカルの「First Love」、日本語放送今週の一曲は1963年のヒット曲ダニー飯田とパラダイス・キングの「悲しきカンガルー」が出ている。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、放送開始前1308:30から出ているジャミングは弱い。昨日土曜日1400と1630と同じ番組が出ている。石丸次郎氏の報告から、中国国境付近で住民が強制移住させられているというニュース。続いて北朝鮮改革放送の伝えるところとして、北朝鮮の穀倉地帯で昨年5月以降、数千人が餓死したという。収穫した食料が強奪されているという。1338:50から急にジャミングが強くなった。かなり聴き取りがむつかしい。救出への道コーナーでは、ふるさとの風コンサートでの「あなたを忘れない」が流れている。1352:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。この後緊急放送ISが出ていつものように日本への連絡用電話番号などがアナウンスされている。後半1400は朝鮮語放送、これも同じく昨日1330と1600と同じものである。
5985kHzへのジャミングは1435に止まった。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオ送信は強力で、ジャミングも全く聞こえない、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて、1978年8月12日行方不明に。市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんと共に拉致された増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなども話されている。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これらは2013年2月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという曲。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです

風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
あなたを 見失いたくないのです

この番組は2013年11月15日、24日、12月3日、21日、30日、2014年1月8日、17日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、この時間も台湾送信は強力である。31mbで最強を誇っている。ローカル局並にクリアーに聞こえている。周波数は正確に出ている。

1600の「しおかぜ」は5910kHz、強烈なジャミングは5985kHzが止まった1435に瞬時に切り替わり出てきた。しかし1436:33に停波、ジャミングなしで放送は始まった。そして1606:50に再び強烈なジャミングに見舞われた。受信状態は極めて悪い。
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