2014年01月19日

1月18日「しおかぜ」

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9950kHz、ジャミングもなく強力に聞こえていたが、1315頃から急に信号が落ちてきた。後半1330の「ふるさとの風」日本語放送はほとんど聞き取りできない。

1330の「しおかぜ」はまだジャミングは出ていないようだ、800Hz上のビートが強い。これはノッチでカット、そして下側もカットして何とか朝鮮語放送が聞こえている。5kHz下のVOR日本語が強すぎる。5910kHzへのジャミングは1340過ぎに出てきた。この時間帯5890kHzVOAへのスーパージャミングの裾が広がっており、その影響も見逃せない。
後半1400は日本語放送、下からの被りがなくなり受信状態は良好である。昨年12月の人権週間の際に収録した失踪者家族の声が出ている。
1991年大阪で失踪した福山ちあきさんへ、お母さんからのメッセージ。
1995年大阪で失踪した植村留美さんへ、お母さんからのメッセージ。
1966年山口県で失踪した宮脇留義さんへ、弟さんからのメッセージ。
1969年北海道で失踪の長谷川文子さんへ、お姉さんからのメッセージ。
朝鮮労働党新聞からのニュース、自由アジア放送からのニュースなどが出ている。救出への道コーナーでは、人権週間に収録された古谷拉致問題担当大臣のメッセージ、1422:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。この番組は1月11日土曜日と同じ内容である。
1月16日から使われていない5910kHzへのジャミングは1439:52に停波した。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く聞こえない、受信状態はいつものように良好である。懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ高田のベビーホテルに子供を残したまま拉致された。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっているが、北朝鮮は、こうした事実や事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」と述べていたことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「夫(原さん)の死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明の信憑性も疑わしい。
これらの事実から、北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠蔽しようという姿勢が見え隠れしている。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、2013年2月収録でお兄さんの飯塚繁雄さんから。同じくお兄さんから本間勝さん2013年9月16日国民大集会での収録メッセージ。続いて2013年4月27日の国民大集会での収録で八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんから。
今日の一曲、1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」、過去何年も前から使われている。
この番組は2013年11月16日、25日、12月13日、22日、31日、2014年1月9日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、9950kHzほどのことはないがやはり弱い。1430の9960kHzと同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は16日からまたもとの周波巣へ戻っている。ジャミングは5975kHzへ垂流しになっている。朝鮮語から出ている、受信状態は概ね良好である。1622:48に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
後半1630は日本語放送、1月11日と同じ番組が出ている。
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