1300台の9950kHz、開始時はまあまあ聞こえていたが、後半日本語放送「ふるさとの風」は完全にっスキップ、聞き取り不可能。
1330の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは1315:53に出現したがかなり弱い、放送の聞き取りは何とか可能だ。昨年12月27日の続編、詩の朗読が出ている。脱北者チャン・ジンソン氏の詩「私の娘を100ウォンで売ります」の後編が一時間にわたって放送されている。2008年に出版もされ韓国ではベストセラーにもなった。この年9月11日のNHKニュースでも取り上げられた。
泣き叫ぶ幼子を脇に「娘を100ウォンで売ります」と書いた紙を首にかけた口の不自由な女性。軍人が100ウォンを手渡すと、女性はどこかに駆け出し、パンを抱えて戻ってくると、別れゆく娘の口に押し込んで号泣した-。
1999年、平壌市内の闇市場で目撃した場面という。北朝鮮で100ウォンは当時、卵半個の値段だった。1990年代後半に300万人が餓死したとされる大飢饉の悲劇を扱った詩は全部で71編。「わたしたちのご飯は分厚い木の皮」など「米飯賛歌」からはじまり、生き残るための暮らしぶりや公開処刑、体制批判まで、生々しい言葉が連なっている。
1400:13と1427:22に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
この放送は2011年5月5日、8月11日、16日、25日、12月27日、2012年1月7日、2013年1月6日、11日などに放送されたものと同じである。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く聞こえない。受信状態は極めて良好である。3日金曜日はなつかしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。北朝鮮は1979年9月4日死亡としているが、にわか死亡通知書でとても信用できる内容ではない。この事案も北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さん龍子さんご夫妻からのメッセージは2013年2月6日収録の新しい内容である、新しい政権になり、解決に向け願いを込めたメッセージである。中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲吉田拓郎の「結婚しようよ」、およそ一年ぶりの登場である。この番組は2013年11月19日、28日、12月7日、16日、25日と同じ内容である。