2013年12月22日

12月21日「しおかぜ」

1300台の9950kHzは良好である。ジャミングは全く聞こえない、朝鮮語、日本語放送ともによく聞こえている。この時間は一週間同じ番組の繰り返しである。

1330の「しおかぜ」は6140kHz、またジャミングが聞こえなくなった。朝鮮語放送がよく聞こえている。後半1400は日本語放送だが、上からの被りが強く聞き取り不可能。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオ送信は強力で、ジャミングも全く聞こえない、出ていない。受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて、1978年8月12日行方不明に。市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然、2004年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんと共に拉致された増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなども話されている。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これらは2013年2月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、最近ではこの8月にも登場している。1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという曲。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです

風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
あなたを 見失いたくないのです

この番組は11月15日、24日、12月3日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、今日は信号も強く受信状態は極めて良好である。周波数も正確に出ている。1430の9960kHzと同じ番組が出ている。

同じく1600の「しおかぜ」は5910kHz、この周波数もジャミングは聞こえない、また止まってしまったようだ。後半1630は日本語放送、12月8日チャンソンテク失脚に関するニュース。北朝鮮人権侵害について。「救出への道コーナー」、1654:30に緊急放送ISに次いで日本への連絡用電話番号などの紹介で番組終了。これは先週12月14日と同じ内容である。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい