一週間同じ番組が出ている1300からの9950kHz、台湾からの電波は強力に来ている。受信状態は良好である。朝鮮語今週の一曲は本田美奈子のOneway Generation。
1330の「ふるさとの風」はニュース解説から、チャンソンテク氏の処刑について。拉致問題解説は北朝鮮に拉致られたことを否定できない人たちについての解説。民間団体の「特定失踪者問題調査会」も取り上げている。またここが実施している短波放送「しおかぜ」も紹介された。
ふるさとの声は石岡亨さんへ、お兄さんの石岡明さんから2013年1月23日付の手紙が代読されている。今週の一曲は1979年のヒット曲、甲斐バンドの「安奈」が2011年8月に登場して以来2年ぶりに出てきた。
1330の「しおかぜ」は6140kHz、ついにこの周波数にもジャミングが出てきた。すでに1255にお出ましだ。決して強くはないが、5910kHzは静かになっている、周波数変更から2週間たってようやくジャミングが移ってきた。
19日は八俣からの電波は強く、ジャミングは全く影響はない。受信状態は良好である。木曜日は拉致被害者、失踪者家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1992年失踪の笹垣範男さんへ、お母さんの洋子さんとお姉さんの純子さんから。
2001年失踪の後藤美香さんへ、お父さんの日出男さんから。
1998年失踪の菊地寛史さんへ、お父さんの正美さん、お母さんの恵子さんから。
1962年失踪の加瀬テル子さんへ、叔母さんのヨシ子さん、妹さんのマサ子さんから。
1976年失踪の高野清文さんへ、妹さんの美幸さんから、自から作曲した「そうめい」の歌も披露されている。
1355:35に「日本政府からのメッセージ」が放送されている。引き続き1400からも拉致・失踪者被害者家族からの肉声によるメッセージが出ている。しかし5kHz上のCNR1ジャミング放送が強く受信状態は悪い。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お父さんの滋さんから。
1978年拉致された市川修一さんへ、義姉の市川龍子さんから。
1993年失踪の田中正道さんへ、妹さんの育代さんから
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんから。
1981年失踪の辻 與一さんへお兄さんから。
2002年失踪の宮本直樹さんへ、お母さんのはるみさん、お父さんのまさえさんから。
1996年失踪の安西正博さんへ、お父さんの安西茂雄さんから。
1966年失踪の小林 榮さんへ、弟さん七郎から。
1973年失踪の薩摩勝博さんへ、妹さんの品川貴美子さんから。
1969年失踪の今井 裕さんへ、お母さんはつよさんから。
以上の方々の肉声メッセージが放送された。1425:35にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。この番組は2011年6月9日、7月7日、8月4日、9月15日、10月13日、11月10日、12月8日、2012年1月13日、3月8日、29日、4月27日、5月24日、6月28日、7月26日、8月23日、9月20日、10月18日、11月22日、12月20日、2013年2月1日、3月14日、4月11日、5月9日、6月6日、7月4日、8月1日、29日、9月26日、10月24日、11月21日と同じ内容でほぼ一ヶ月ごとに繰り返し放送されている。放送終了後もジャミングは出ていたが1440には止まったようだ。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。若干信号は弱いがジャミングも全くなくクリアーに聞こえている。後半フェージングの谷ではかすかにジャミングの出ていることがわかる。
拉致問題解説は曽我みよしさんについて。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった事例でもある。
その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、国際手配をして犯人の引き渡しを求めているという、こんなの北朝鮮に対しては全く意味のないこと。関係者はいまも日本国内で通名も使い普通に生活している特別永住許可者。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(放送では韓国語と言わされている)によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、みよしさんは80歳である。
今日の一曲は1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月第4週や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲でも登場している。
この番組は2013年11月13日、22日、12月1日、10日と同じ内容である。