2013年12月10日

12月9日ふるさとの風

9日の9950kHzは強力に聞こえている。9965kHzのパラオ送信と肩を並べている。今週で335週目の放送となる。この先も拉致事件が解決することはないので、理に従えばこの先いつまでも続くことになる。
1330の「ふるさとの風」もクリアーに入感している。12月10~16日は北朝鮮人権問題啓発週間、12月14日(土)に政府主催シンポジウム「拉致問題解決に向けて~専門家100人大討論会~」、12月16日(月)に政府主催「ふるさとの風コンサート」開催の案内。
拉致問題インフォメーションは11月9日、佐賀県小城市生涯学習センター、ドゥイング三日月で政府拉致問題対策本部、佐賀県、佐賀県議会拉致議連、救う会佐賀の主催で開催された「拉致問題を考える国民の集いin佐賀」における古谷拉致担当大臣の挨拶。
ニュース解説はチャンソンテク解任について。今週の一曲は無し、いつものパターンで終了。

同じく1330の「しおかぜ」は6140kHz、ジャミングは出ていないが、9日はバチカン放送の混信がかなり目立つ。Irkutsk中継のロシア語が聞こえている。
月曜日は一時間、失踪者拉致被害者の氏名生年月日の読み上げである。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオの電波は強力、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「たなばたさま」と「月の砂漠」の2曲から始まった。また何年も同じ曲を繰り返すので季節感は無用なのだろう。
拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃、大学生の頃ヨーロッパで有本恵子さんらと共に行方不明、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。これもよど号ハイジャック犯がかかわっている拉致事件だ。
ふるさとの声は石岡亨さんへ、2013年1月23日付のお兄さんからの手紙が代読されている。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、この曲で一躍有名になった新宿発の列車だ。意図しないで旅立ったまま、未だに帰れない人はどんな思いで聞くのだろう。2010年12月、2013年9月に登場している曲である。
  明日私は 旅にでます
  あなたの知らないひとと二人で
  いつかあなたと行くはずだった
  春まだ浅い信濃路へ
  行く先々で想い出すのは
  あなたのことだと わかっています
  そのさびしさが きっと私を
  変えてくれると 思いたいのです

  さよならは いつまでたっても
  とても言えそうにありません
  私にとって あなたは今も
  まぶしいひとつの青春なんです
  8時ちょうどのあずさ2号で
  私は 私は あなたから旅立ちます

  都会のすみで あなたを待って
  私は季節に取り残された
  そんな気持ちの中のあせりが
  私を旅に誘うのでしょうか
  さよならは いつまでたっても
  とても言えそうにありません
  こんなかたちで終わることしか
  できない私を許してください
  8時ちょうどのあずさ2号で
  私は 私は あなたから旅立ちます

  さよならは いつまでたっても
  とても言えそうにありません
  こんなかたちで終わることしか
  できない私を許してください
  8時ちょうどのあずさ2号で
  私は 私は あなたから旅立ちます

この番組は9日毎の再放送、2013年11月12日、21日、30日と同じ内容である。
1500の朝鮮語9975kHzも強力に入感している。1300の9950kHzと同じ番組で、拉致問題インフォメーションとニュース解説で、朝鮮語今週の一曲は「とんぼのめがね」
とんぼの めがねは
水いろ めがね
青いおそらを
とんだから とんだから

とんぼの めがねは
ぴか ぴか めがね
おてんとさまを
みてたから みてたから

とんぼの めがねは
赤いろ めがね
夕焼雲(ゆうやけぐも)を
とんだから とんだから


1600の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは全く聞こえない、信号も強く受信状態は良好である。1330の6140kHzと同じ内容。
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