2013年11月16日

11月15日ふるさとの風

1300の9950kHz、朝鮮語放送はジャミングもなくクリアーに聞こえている。ニュース解説、拉致問題解説は日本語と同じ内容だ、今週の一曲は、中森明菜の「十戒1984」、昨年にも登場している曲である。
後半1330は「ふるさとの風」、引き続き受信状態は良い。拉致問題インフォメーションは10月12日に北海道札幌京王プラザホテルで開催された「拉致問題を考える道民集会」から、田口八重子さんのお兄さん飯塚繁雄さんの挨拶。続いて10月28日鳥取市で開催された「拉致問題の早期解決を願う国民の集いin米子」から、古谷拉致問題担当大臣の主催者側挨拶は片山審議官の代読で出ている。
ニュース解説は北朝鮮の対米姿勢について。拉致問題解説は原敕晁さんについて、大阪在住で43歳の時宮崎から辛光洙によって拉致されたことが判明している。辛光洙は拉致した原敕晁さんに成りすまし、不正にパスポートを入手、工作活動を続けていた。田口八重子さんと結婚し、1986年に死亡したと虚偽報告をしている。
今週の一曲は朝鮮語のみで日本語は無し、12人の拉致被害者氏名の読み上げ、スケジュールなどのアナウンスで1357に番組終了。

1330の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは出ているのかどうかもわからない、しかし八俣の電波も弱弱しい。5915kHzのCRIが結構うるさい。15日金曜日は英語放送が出ている。後半1400はジャミングが急に強くなりほぼ撃沈。受信状態は悪い。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオ送信は強力で、ジャミングも全く聞こえない。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて、1978年8月12日行方不明に。市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然、2004年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は1978年8月12日鹿児島県で拉致された増元るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。 工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなども話されている。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、2013年2月の収録。るみ子さんの友人3人からのメッセージは2007年の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、最近ではこの8月にも登場している。1978年から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがよく歌っていたという曲。
髪形が かわりましたね
秋風に よく似合いますね
何か悲しいこと あったのでしょうか
コバルトが 目にしみますね
誰だって 秋は独りですね
だから今朝はなにも 話しかけません
しあわせの手ざわりが
いまとても懐しく
足早に過ぎて行く この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです

風の日は きらいでしたね
忘れたい 何かあるのですね
だけど人はきっと 愛しあえるでしょう
コバルトが 目にしみますね
誰だって 過去はつらいですね
だから明日のこと 話してみませんか
ひとりぼっちだったから
やさしさが 好きでした
絶えまなく揺れている この秋の中で
あなたを 見失いたくないのです
あなたを 見失いたくないのです


1600の「ふるさとの風」は9780kHz、信号は強力、ジャミングも全く聞こえない。出ていないようだ。周波数は正確に出てきた、1430の9960kHzと同じ番組が出ている。1630番組終了、キャリアーは1630:35に止まった。

1600の「しおかぜ」は5975kHz、1600までのBBCがこのところよく聞こえている。ジャミングは1556:45に出てきたがそれほど強くはない、Pashto語がよく聞こえている。金曜日は英語放送、1330の5910kHzと同じ番組である。1705にジャミングは止まったが、別の強力なキャリアーが出てきた。何事もなく1707に停波した。
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