2013年11月13日

11月12日「しおかぜ」

1300の9950kHz、朝鮮語放送はジャミングもなくクリアーに聞こえている。昨日から新しい内容、ニュース解説、拉致問題解説は日本語と同じ内容だ、今週の一曲は、中森明菜の「十戒1984」、昨年にも登場している曲である。後半1330は「ふるさとの風」、フェージングはあるものの受信状態は良い。拉致問題インフォメーションは10月12日に北海道札幌京王プラザホテルで開催された「拉致問題を考える道民集会」から、田口八重子さんのお兄さん飯塚繁雄さんの挨拶。続いて10月28日鳥取市で開催された「拉致問題の早期解決を願う国民の集いin米子」から、古谷拉致問題担当大臣の主催者側挨拶は片山審議官の代読で。
ニュース解説は北朝鮮の対米姿勢について。拉致問題解説は原敕晁さんについて、宮崎から辛光洙によって拉致されたことが判明している。田口八重子さんと結婚し、1986年に死亡したと虚偽報告をしている。
今週の一曲は朝鮮語のみで日本語は無し、12人の拉致被害者氏名の読み上げ、スケジュールなどのアナウンスで1357に番組終了。

同じく1330の「しおかぜ」は5910kHz、1300過ぎにジャミングが出てきた。八俣の電波も健闘しており、互角の勝負だ。火曜日は中国語から、後半1400は朝鮮語、いずれも失踪者の氏名の読み上げである。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は11月も半ばを過ぎたというのに「たなばたさま」と「月の砂漠」だ。2年前と同じ曲である。昨日から懐かしい日本の歌とそれに続く拉致問題解説の組み合わせパターンが変更されたが、選曲がいまいちだな。
拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃、大学生の頃ヨーロッパで有本恵子さんらと共に行方不明、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。これもよど号ハイジャック犯がかかわっている拉致事件だ。
ふるさとの声は石岡亨さんへ、2013年1月23日付のお兄さんからの手紙が代読されている。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、この曲で一躍有名になった新宿発の列車だ。意図しないで旅立ったまま、未だに帰れない人はどんな思いで聞くのだろう。2010年12月、2013年9月にも登場している曲である。
  明日私は 旅にでます
  あなたの知らないひとと二人で
  いつかあなたと行くはずだった
  春まだ浅い信濃路へ
  行く先々で想い出すのは
  あなたのことだと わかっています
  そのさびしさが きっと私を
  変えてくれると 思いたいのです

  さよならは いつまでたっても
  とても言えそうにありません
  私にとって あなたは今も
  まぶしいひとつの青春なんです
  8時ちょうどのあずさ2号で
  私は 私は あなたから旅立ちます

  都会のすみで あなたを待って
  私は季節に取り残された
  そんな気持ちの中のあせりが
  私を旅に誘うのでしょうか
  さよならは いつまでたっても
  とても言えそうにありません
  こんなかたちで終わることしか
  できない私を許してください
  8時ちょうどのあずさ2号で
  私は 私は あなたから旅立ちます

  さよならは いつまでたっても
  とても言えそうにありません
  こんなかたちで終わることしか
  できない私を許してください
  8時ちょうどのあずさ2号で
  私は 私は あなたから旅立ちます

上の画像に書かれている文字を入力して下さい