6月末から各都道府県警のホームページに拉致の可能性を排除できない失踪者リストが掲載されている。この中には今まで知ることのない多くの名前がある。特定失踪者リストにも載っていない人たちだ。これらを含めると拉致の可能性を否定できない人の総数は約600名にも上る。
さらに新聞報道もされにわかに注目されだした海上での拉致事件、1967年11月の圭運丸事件をはじめとするいくつかの遭難未解決事件が浮上してきた。この件に関しては3日のTBS報道特集でも詳しく伝えられた。
4日の1300台9950kHzはジャミングの中一週間続いた番組が放送されている。ジャミングが強くあまり受信状態は良くない。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、こちらも早くからジャミングを出しておりかなり強力である。しかし八俣の電波も負けてはいない。先週と同じ番組が出ている。まず参議院選の結果について。自民圧勝でより一層北への圧力を加速させることが期待できる。拉致事件解決には改憲も必要と力説している。
反物事案について、1968年に千葉などで起きた拉致未遂事件。似たようなことは各地で起き、横田早紀江さんへのインタビューが出ている。
救出への道コーナーは自由北朝鮮放送代表の挨拶が約8分間、日本語訳はなく朝鮮語のまま流された。1423:26に「日本政府からのメッセージ」が出ている、古谷特派大使のモンゴル訪問で拉致事件解決のため協力を要請。このあといつもの緊急放送IS、連絡用電話番号などが告知されている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは出ているがそれほど強くはない、30秒遅れでキャリアーが出てきた。4日日曜日は懐かしい日本の歌「お馬」で始まっている。
拉致問題解説は29歳で拉致された松本京子さんについて。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。2006年11月20日に11人目の拉致被害者に認定された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、お兄さん孟さんからのメッセージは、2011年10月19日収録と、同年11月9日米子市で開催された「拉致問題の早期解決を願う国民の集い」での収録、同じく12月11日東京で開催の政府主催「拉致問題シンポジウム」での訴えから。
松本京子さんの母、三江さんは2012年11月27日、老衰のため、鳥取県米子市内の病院で亡くなっているが、メッセージは再放送のため、母がまだ健在であることも述べている。
縫製会社に勤めていた同僚だった友人などからは、2007年の収録で、いずれも過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
後半はジャミングも聞こえなくなりクリアーな受信状態である。
今日の一曲は、1978年のヒット曲、アリスの「冬の稲妻」、この番組は2012年3月27日、4月5日、14日、23日、5月2日、20日、29日、6月7日、16日、25日、7月4日、13日、22日、31日、8月18日、27日、9月5日、14日、23日、10月2日、11日、20日、29日、11月16日、25日、12月4日、13日、22日、31日、2013年1月9日、18日、2月14日、23日、3月4日、13日、22日、31日、4月9日、18日、5月15日、24日、6月2日、11日、20日、29日、7月8日、17日と同じ内容である。
1500の9975kHzはジャミングが全くない、朝鮮語放送がクリアーに聞こえている。