2013年07月16日

ふるさとの風314週

ふるさとの風が始まって314週目の放送となる。先日(6月21日)衆議院決算行政監視委員会第一分科会で、三宅博衆議院議員(日本維新の会)が「しおかぜ」の中波送信について質問が行われた。深夜使われていないNHK第二放送を使ったらどうかという点について。
答弁に立った久保田啓一NHK理事・技師長は国内向け放送であり、北朝鮮での受信状態が不明、第二放送の送信機は固定周波数の設計で運用しているため周波数変更ができないので実現は出来ないとのこと。

NHKらしい答弁で、予想したとおりである。今でも拉致関連の情報はほとんど流さないNHKのこと、NHKの中波送信機で北朝鮮向けなど実現するとはとても思えない。
事件発生当時から地元警察、海上保安庁は北朝鮮が関与していることは間違いないといわれていたが、今も足を引っ張っている長老たちが封印をしてきたいきさつがある。いつの時代も情報操作は行われている。

1300の「イリボネパラム」朝鮮語放送と1330の「ふるさとの風」は9950kHzの台湾送信、周波数は正確に出ている。ジャミングは出ているが受信状態は概ね良好である。
しかしニュース解説は先週と同じではないか、ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さんの斉藤文代さんと薫さんの歌を作ったミュージックボランティアの浦田剛さんからのメッセージ、2013年2月14日に収録。
今週の一曲は、昨年開催のふるさとの風コンサートから。フラワーコーラスのメッセージから、「拉致被害者の皆さん、御家族の心情を考えると、とてもいたたまれなくなります。皆さんが一日も早く日本に帰ることができることを心から願っています、少ない人数ですが、心を込めて歌わせていただきます。」合唱曲は「祈り~You Raise Me Up」で先週とは演目が違っている。

後はいつもの認定拉致被害者の氏名、スケジュールのアナウンスで番組終了。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、激しいジャミングのなか、失踪者拉致被害者の氏名が読み上げられている。八俣の電波は強く聞き取りは十分できている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは1424過ぎに9950kHzから動いたようだ、FSK波は弱く受信状態はそれなりに良好である。
15日月曜日は懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。
ふるさとの声は有本恵子さんへ、お母さんの有本嘉代子さんから、2011年9月4日の収録、同じくお父さんの有本明弘さんからのメッセージも。
この後は2012年2月5日に開かれた「拉致問題を考える国民大集会in大阪」での有本ご夫妻のメッセージから。今なお続く政府の無策ぶりが語られている。
今日の一曲は1975年のヒット曲、荒井由美の「あの日に帰りたい」、
この番組は2012年4月3日、12日、21日、30日、5月9日、18日、6月14日、23日、7月2日、11日、20日、29日、8月7日、16日、9月12日、21日、30日、10月9日、18日、27日、10月5日、11月14日、12月2日、11日、20日、29日、2013年1月7日、16日、25日、2月3日、12日、3月2日、11日、20日、29日、4月7日、16日、25日、5月4日、13日、31日、6月9日、18日、27日、7月6日と同じ番組である。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、1558:20にジャミング出現、それほど強くはない、1559に台湾からのキャリアーが出て消えてしまった。受信状態は良好である。番組終了とともに1629:55に停波した。

2000の「しおかぜ」は5910kHz、ルーマニアの常用周波数で、1800台は5920kHzと並んでDRM放送が出ている。1938:56にジャミングが出てきた。
毎週月曜日は失踪者の氏名読み上げが行われている。八俣の電波は強力で、ジャミングを抑えてよく聞こえている。
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