1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は今週で通算312週目の放送。ジャミングは弱く受信状態はおおむね良好である。
朝鮮語、日本語放送ともに同じ内容である。拉致問題インフォメーションから、6月にアイルランドで開かれたG8サミットの模様をダイジェストで。
ニュース解説は韓国大統領の中国訪問について。
今週の一曲は昨年開かれたふるさとの風コンサートから。今週は、東京トルベールの合唱で「オーロラの中を」、まず同合唱団からのメッセージ、ロシアからやってきた白鳥たちは、冬を日本で過ごし、春の芽吹きとともにロシアに旅立ち、そして再び日本へ帰って来ます。北朝鮮に連れて行かれた皆さんが、曲中歌われる白鳥のように励まし合って再び日本に帰ってくる日を思い浮かべ、一日も早い帰国を願わずにはいられません。「この空は一つ、手をつなぐ空、いたわりあって、なぐさめあって・・・」私たちの歌声が、北朝鮮の空に届くよう祈りを込めて歌い上げます。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、昨日までこの周波数は静かだったが、1311:20についにジャミングを出してきた。また元の黙阿弥である。6135kHzはCNR1だけがむなしく垂れ流し。
しかし内容の聞き取りは十分可能だ。1日月曜日はいつもの番組、失踪者拉致被害者の氏名生年月日の読み上げが出ている。1425:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングはわからない、パラオからの電波も強力である。
懐かしい日本の歌は「ゆりかごの歌」で始まった、拉致問題解説は曽我みよしさん(当時46歳)について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった事例でもある。
その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっているが何の手も打たれていない、ただ国際手配したというだけ。関係者はいまも日本国内で生活している特別永住許可者。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、みよしさんは80歳である。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」
この番組は2012年3月29日、4月16日、5月4日、13日、22日、31日、6月9日、18日、27日、8月2日、11日、20日、29日、9月7日、16日、25日、10月4日、31日、11月9日、18日、27日、12月6日(一部誤送出)、15日、24日、2013年1月2日、20日、2月7日、16日、25日、3月6日、15日、24日、4月2日、20日、5月8日、17日、26日、6月4日、13日、22日と同じ内容である。