6月21日、暦の上では一番昼間の長い日となっている。これから少しずつ夜が長くなる、と言ってもピンと来ないが、電波は正直である。この日を境に入感状態に変化が出てくる。
依然として6315kHzでは一時間だけCNR1「中国之声」が出ている。すでに5分以上前から無変調キャリアーを出しており、時間周波数から見ても強力に届いている。通常ジャミングとして出ているCNR1は0.5秒以上遅れて聞こえるが、この6315kHzは遅れはない。そしてスペクトラムを見ると2波重なって出ているように見える。ジャミングとして出していると思われるが、妨害対象局は不明。
21480kHzの火竜ジャミングは21日は出てこなかった。1000以降垂れ流しのCNR1はこれまで通り出ている。
1000-1100 6315 CNR1
1000-1500 6135 CNR1
1100-1300 11555 CNR1
1100-1300 11720 CNR1
1400-1500 11715 CNR1
1600-1700 17485 CNR1
2200-2400 11700 CNR1
2300-2400 7540 CNR1
台湾9774/9410kHz、復興広播電台はこのところ全時間聞こえないが、20日2300からは2波とも出ていた。これ以外の時間は聞こえない。短波送信を止めたとも思ったがそうでもなさそう、不安定な送信状態が続いているようだ。