2013年05月07日

5月6日ふるさとの風

日本政府の北朝鮮向け放送は、今週で通算304週目のとなる。この短波放送で拉致事件が解決に向かうことは全く無かった。放送はこれからも続くだろうが、解決に前進があることは全くない。日本人と日本にいる朝鮮人に関心を持ち続けさせることにいくらかの貢献はあるかもしれない。
拉致被害者関係者自身何をしたらいいのかまだ良く分かっていないようだ。日本政府の最優先課題と放送では毎日言いながら、何もやっていない。これからもやる気はない、それでもこの短波放送だけは続く。

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9950kHz、1254:34に強烈なジャミングが出てきた。1300放送開始するも激しさは同じだ、それでも内容の聞き取りは何とか可能。
後半1330は「ふるさとの風」ジャミングはかなり弱くなり聞きやすい。拉致問題インフォメーションは5月2~3日にワシントン、ニューヨークで開かれたシンポジウムについて。
ニュース解説は、2ヶ月間続いた米韓軍事演習後の朝鮮半島情勢について。拉致問題解説は民間団体の「特定失踪者問題調査会」の設立から、2005年12月から始めた「しおかぜ」についても触れている。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、2013年2月11日に収録した横田滋・横田早紀江ご夫妻のメッセージが出ている。朝鮮語放送も同内容で、今週の一曲は共になし。1348:40に早くもエンディング、番組から歌が消えた。

同じく1330の「しおかぜ」は6020kHz、ジャミングは出ているが、八俣からの電波のほうが強い。6日月曜日は、失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。
6歳で失踪、現在40代の人から、40代で失踪今70代後半の人まで多くの方々の名前が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、5kHz上の中国語が終了、直後に9960kHzへ出てくるようだ。ジャミングは出ているがパラオからの電波のほうが強い。1330の9950kHzよりは良好である、そしてその1330と同じ番組が出てきた。
拉致問題インフォメーションは5月2~3日にワシントン、ニューヨークで開かれたシンポジウムについて。続いてニュース解説は、米韓軍事演習後の朝鮮半島情勢について、2ヶ月間続いた軍事演習と北朝鮮のミサイル発射が行われなかったこととの関連など。
拉致問題解説は民間団体の「特定失踪者問題調査会」の設立から、2005年12月から短波放送を始めた「しおかぜ」についても触れている。
ふるさとの声は1977年11月11日に拉致された横田めぐみさんへ、2013年2月11日に収録した横田滋・横田早紀江ご夫妻のメッセージが出ている。77歳の横田早紀江さんの帰ることのない娘に、今年収録された声が放送されている。朝鮮語放送も同内容で、今週の一曲はない。
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