2013年02月11日

2月10日しおかぜ

1300の「イルボネパラム」は9950kHz、台湾送信は次第に信号も弱くなり、1313からほとんど聞こえなくなってしまった。ジャミングだけがむなしく鳴り響いている。

1330の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは聞こえない。昨日に比べ若干信号は弱いが日本語放送がよく聞こえている。
番組は、昨日9日1400からと同じである。日本語によるニュースと解説番組「日本海にかける橋」、1月28日に特定失踪者家族18名と拉致担当大臣の面会が行われたこと、面会の後収録された古谷拉致問題担当大臣からのメッセージが放送されている。
新たに公開された特定失踪者について。1966年9月に山口県光市から失踪した昭和14(1939)年3月14日生まれの宮脇留義(みやわき とめよし)が公開された。
続いて、このしおかぜを送信しているKDDI八俣送信所(茨城県古河市)を2月1日に見学した際の模様が放送されている。救出への道コーナーでは「あなたを忘れない」が歌われた。1422:27に「日本政府からのメッセージ」内容も新しく
なっている。緊急放送ISに次いで日本への連絡用電話FAX番号などがアナウンスされている。

1430の「ふるさとの風」は9950kHz、若干ジャミングが強いが、内容の聞き取りは十分可能である。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。
ふるさとの声は拉致被害者の田口八重子さんへ、お兄さん飯塚繁雄さんからのメッセーで2011年10月26日収録、続いて八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんから、2012年2月19日札幌で開催された「拉致問題を考える道民集会」での収録から。
1987年大韓航空機爆破事件の実行犯に日本語教育を受けさせたのが母親だったこと、戸籍謄本を取った時、養子と記載されていることに驚愕したことなどが語られている。実のお母さんでありながら、田口八重子としか言えないもどかしさ、苦悩がにじみ出ている。

今日の一曲は、1977年のヒット曲で沢田研二の「勝手にしやがれ」、この番組は4月1日、10日、19日、28日、5月7日、16日、25日、6月3日、12日、30日、7月9日、18日、27日、8月5日、14日、21日、23日、9月1日、10日、28日、10月7日、16日、25日、11月3日、12日、21日、30日、12月27日、2013年1月5日、14日、23日、2月1日と同じである。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、台湾からの電波もそこそこ来ているが、ジャミングも結構強い。受信状態は概ね良好である。

2000の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングらしきノイズが出ている。1330よりは受信状態はよい、拉致担当大臣のメッセージが聞こえている。
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