2013年01月23日

中国の垂れ流し電波

今やどこへダイアルを合わせても聞こえるのは中国からの放送ばかり。その大半がジャミングのために出している電波。中国の情報閉鎖を象徴する実態なのだが、一般にはほとんど知られていない。政治を抜きに友好をと能天気なことを言っている人たちも、大陸・朝鮮半島からの放送に洗脳されている人たちもこの実態は知る由も無いだろう。

ジャミングをかける対象の放送が出ていないと思われる周波数にも、いくつか電波を出している。冷戦時代のソ連は電波が出てきたのを確認してジャミングを出していた。
今の中国は違う、出るだろうと思われる周波数にあらかじめセットして、放送を確認もせずに手あたりしだい出している。

垂れ流しは、スケジュールが変更されても以前のままジャミングを出しているために起きていると思われる。素人でも分かる情報収集が出来ていないようだ。

8kHz間隔でスプリアスを出している送信機もまだ活躍中。ジャミング用として出ているが、11500kHzでも火竜ジャミング用としても一部の時間出ている。しかし23日の11500kHzはスプリアスの無い火竜ジャミングが出ている。

*がスプリアスを出している周波数、括弧内は妨害している局。
21450 0300-0600
17815 0500-0600
15665 0500-0700 (RFA)*
15290 0400-0600
11845 1200-1300 ( ? )*
11760 1300-1500 (SOH)*
11500 0820-1200 (SOH)*

特に1200からの11845kHzはスプリアスも強く、これを含め2波のCNR1が出ている。何を妨害しているのかは分からない。
Posted by Hiroshi at 20:20│Comments(0)Taiwan/China
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