2012年12月25日

12月24日ふるさとの風

今週で通算285週目の放送、1300の9950kHz朝鮮語放送「イルボネパラム」はジャミングも無くクリアーに聞こえている。
1330の日本語放送もよく聞こえている、拉致問題インフォメーションから出ているが、先週と同じ内容である。若干信号が落ちてきた。続いてさる12月8日秋田キャッスルホテルにおいて、政府拉致問題対策本部、秋田県、秋田県議会拉致問題解決促進議員連盟、北朝鮮に拉致された日本人を救出する秋田の会(救う会秋田)の共催で「拉致問題を考える国民の集いIN秋田」が開催され、政府側からの代表として内閣府副大臣(拉致問題担当)の挨拶が放送された。
ニュース解説は韓国大統領選挙の結果を受けての内容。
今週の一曲は懐かしい唱歌で、先週、先々週と同じである。これは12月22日に政府主催で開催された拉致問題の解決を願う「ふるさとの風コンサート」でも歌われた全体合唱曲で、東京ソルベールとNFレディースシンガーズの合同合唱で、「ふるさと」、「おぼろ月夜」、そして南こうせつ作曲の「国境の風」の3曲である。
遥か海を越え遠き母の大地(とち)
水鳥(とり)たちはこの青空(そら)を自由に飛び交うよ
せめてこの魂(こころ)せめてこの慕(おも)い
悲しみを伝えてよ 愛する人へと

時代(とき)は何も言わずに 悲しげな微笑み投げるけど
この大空(そら)に国境の壁はないから
風よ風よ祖国(くに)の歌聞かせて
風よ風よ母の歌聞かせて

やがて陽が沈み赤い地平線
水鳥たちもより添ってどこかで眠るなら
熱いこの涙熱いこの慕(おも)い
夢の中で逢わせてよ愛する人へと

星座(ほし)は何も知らずにおだやかに季節を変えるけど
この夜空(そら)を奪うこと誰も出来ない
風よ風よ祖国(くに)の歌聞かせて
風よ風よ母の歌聞かせて

時代(とき)は何も言わずに 悲しげな微笑み投げるけど
この大空(そら)に国境の壁はないから
風よ風よ祖国(くに)の歌聞かせて
風よ風よ母の歌聞かせて

1330の「しおかぜ」は6135kHz、ジャミングは聞こえないが、八俣からの信号も弱い。受信状態は悪い。24日月曜日は失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。1358:53に「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9950kHz、ジャミングはおろかパラオ送信も極めて弱い、受信状態は悪い。
懐かしい日本の歌は「ゆりかごの歌」で始まったが歌の出ていることは分かる。
拉致問題解説は曽我みよしさん(当時46歳)について。1978年8月12日夜、ひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった事例でもある。
その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっているが何の手も打たれていない、ただ国際手配したというだけ。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、三好さんは80歳である。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」

胸にしみる 空のかがやき
今日も遠くながめ 涙をながす
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このやるせない モヤモヤを
だれかに 告げようか

白い雲は 流れ流れて
今日も夢はもつれ わびしくゆれる
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
この限りない むなしさの
救いは ないだろうか

深い森の みどりにだかれ
今日も風の唄に しみじみ嘆く
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このもえたぎる 苦しさは
明日も 続くのか

この番組は3月29日、4月16日、5月4日、13日、22日、31日、6月9日、18日、27日、8月2日、11日、20日、29日、9月7日、16日、25日、10月4日、31日、11月9日、18日、27日、12月6日(一部誤送出)、15日と同じ内容である。

2000の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは弱いながらも聞こえている。日本語放送で、失踪者の氏名生年月日が読み上げられているのが聞こえる。
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