1330の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミング、混信もなくまずまずの受信状態である。日本語で開始、11月11日と同じ番組が出ている。
10月27日に開催されたアジア人権人道学会についての話。姜哲煥(カン・チョルファン) 氏の『なぜ北朝鮮の海外派遣労働に注意を喚起したいのか』などの講演がなされた。
また報告として崔スンミ、コリア政策研究所研究員で高麗大学北韓学科博士から『北朝鮮の労働者海外派遣の実態』についても放送された。
引き続き、11月4日酒田市で開かれた拉致問題講演会の様子など。
1352:25に「日本政府からのメッセージ」、新しい内容で、11月8日「北朝鮮による拉致問題の国際社会への理解促進シンポジュウム」、ジュネーブでパネルディスカッションが開かれたことを述べていた。
この後は緊急放送ISに次いで、日本への連絡用携帯電話番号や電子メールアドレスなどがこれまで通りに告知されている。
後半1400からは同内容の朝鮮語放送が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9950kHz、ジャミング1300と同様全く聞こえない、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「ゆりかごの歌」で始まった。
拉致問題解説は曽我みよしさん(当時46歳)について。1978年8月12日夜、ひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった事例でもある。
その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっているが何の手も打たれていない、ただ国際手配したというだけ。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、三好さんは80歳である。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」
胸にしみる 空のかがやき
今日も遠くながめ 涙をながす
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このやるせない モヤモヤを
だれかに 告げようか
白い雲は 流れ流れて
今日も夢はもつれ わびしくゆれる
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
この限りない むなしさの
救いは ないだろうか
深い森の みどりにだかれ
今日も風の唄に しみじみ嘆く
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このもえたぎる 苦しさは
明日も 続くのか
この番組は3月29日、4月16日、5月4日、13日、22日、31日、6月9日、18日、27日、8月2日、11日、20日、29日、9月7日、16日、25日、10月4日、31日、11月9日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、ジャミングは全くない、信号も強く受信状態は良好である。1430と同じ番組が出ている。9765kHzのRNZI同様強力だ。