2012年11月11日

11月10日しおかぜ

1300の9950kHz、台湾送信の放送はこの一週間ほぼ同じような受信状態が続いた。概ね良好と言ったところか。しかしこれもそれなりの受信設備での話、アンテナによってはかなり厳しい。

1330の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングこそ聞こえないが、上下5kHzの信号レベルとほぼ同じ。これも受信機によっては厳しい受信状態になるかも。しかし1357以降は下からのかぶりが無くなるためさらに聞きやすくなっている。
10日土曜日は朝鮮語放送から始まっている。1352:43に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1400からは日本語放送、10月27日に開催されたアジア人権人道学会についての話。姜哲煥(カン・チョルファン) 氏の『なぜ北朝鮮の海外派遣労働に注意を喚起したいのか』などの講演がなされた。
1422:27に「日本政府からのメッセージ」、新しい内容で、11月8日「北朝鮮による拉致問題の国際社会への理解促進シンポジュウム」がジュネーブで開かれたことを述べていた。
この後は緊急放送ISに次いで、日本への連絡用携帯電話番号や電子メールアドレスなどがこれまで通りに告知されている。

1430の「ふるさとの風」は9950kHzのパラオ送信。ジャミングは全く聞こえない、受信状態は極めて良好である。これまで通り9日毎に同じ番組が出ている、懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さん宛に手紙が届き、よど号ハイジャック犯に平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮の言う死亡確認書はねつ造されたもの。
ふるさとの声は、松木さんのお姉さん斉藤文代さんからで2011年10月31日の収録メッセージが出ている。ご両親からは2011年11月26日収録、弟さんからのメッセージは2011年10月22日の収録。また高校時代の恩師松村六郎先生からのメッセージは2010年9月の収録で。
11月10日の9950kHzの信号は強い!
今日の一曲は1974年のヒット曲、伊藤咲子の「ひまわり娘」である。

誰のために咲いたの それはあなたのためよ
白い夏の陽ざしをあびて こんなにひらいたの
恋の夢を求めて 回るひまわりの花
そしていつも見つめてくれる
あなた太陽みたい

涙なんか知らない いつでもほほえみを
そんな君が好きだと あなたはささやく
もしもいつかあなたが 顔を見せなくなれば
きっと枯れてしまうのでしょう
そんなひまわりの花

涙なんか知らない いつでもほほえみを
そんな君が好きだと あなたはささやく
誰のために咲いたの それはあなたのためよ
あなただけの花になりたい
それがわたしの願い
あなただけの花になりたい
それがわたしの願い

この番組は4月26日、5月5日、14日、23日、6月1日、10日、19日、28日、7月25日、8月3日、12日、30日、9月8日、17日、26日、10月14日、23日、11月1日と同じ内容である。

2000の「しおかぜ」は6110kHz、なぜかジャミングはスキップせず、八俣の電波は弱々しい、ほとんど聞き取り不可能。
2055開始の6075kHzも弱い、2120にやっと信号が急上昇、強力に聞こえだした。信号が上昇するのは日の出時刻とほぼ一致している。
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