2012年10月16日

10月15日ふるさとの風

10年前、5人の拉致被害者が帰国した。日本中がこの出来事一色に、興奮のるつぼと化した。その後5人の家族も帰国、何で帰って来たんだと揶揄する著名人もいた、政治家が、ジャーナリストが、マスコミが批判され、今も拉致事件解決の足を引っ張っている。

そして解決に向けて始めた放送も中身の無い番組が今も続いている。拉致問題対策本部の放送は今週で275週目となる。
1300の9950kHz朝鮮語放送はジャミングはあるもののよく聞こえている。台湾送信の電波はよく届いている。5人が帰国して10年経ったこと、ニュース解説と続く。1315あたりから信号レベルがダウン、受信状態は悪化。今週の一曲は聞き取れない。
1330は「ふるさとの風」ジャミングが強くほとんど受信不可能、内容の聞き取りは出来ない。

同じく1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは出ているが信号はそれなりに強く聞き取りは可能だ。月曜日は拉致被害者、失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。
後半1400も同じく日本語放送、引き続き受信状態は良好である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは出ているが、パラオからの信号は強い。懐かしい日本の歌は「春が来た」、半年も同じ曲が繰り返されている。10年経ったにでも何も変わることなくただ放送してますというだけ。受信状態は極めて良好である。
拉致問題解説は増本るみ子さんについて。1978年8月12日当時23歳で、鹿児島県から市川修一さんと共に拉致された。
ふるさとの声は1978年8月12日増本るみ子さんへ。お姉さん平野文子さんから2010年10月収録のメッセージなどが出ている。
工作員に悪用されるかもしれないという理由での戸籍抹消と、父親死亡後に回復したいきさつなども話されている。2007年収録で友人3人からのメッセージ。
弟さんの増本輝明さんからは、2011年1月16日の国民大集会と12月11日の政府主催、拉致問題シンポジウムでの訴えなども放送された。

今日の一曲は、2011年12月11日に開催された、政府主催「拉致問題シンポジウム」で収録した昭島市立清泉中学校コーラス部の皆さんによってうたわれた「葡萄の歌」の合唱、この後は政府認定拉致被害者の氏名、周波数アナウンスで番組終了。
この番組は1月28日、2月6日、15日、24日、3月4日、13日、22日、4月18日、27日、5月6日、24日、6月2日、11日、20日、7月8日、17日、26日、8月4日、13日、31日、9月9日、18日、10月6日と同じである。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、ジャミングはVOAをつぶすほど強くは無い。台湾からの電波は強く受信状態は良好である。1430の9960kHzと同じである。

2000の「しおかぜは5910kHz、ジャミングと互角の勝負、すでに1900過ぎからジャミングを出している。内容の聞き取りは十分できる、2028:52と2055:33に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
2055から信号が上昇、ジャミングは殆んど聞こえなくなった。
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