2012年09月24日

9月23日しおかぜ

1300の朝鮮語放送「日本の風」は9950kHz、ジャミングはかなり強いが十分聞き取りは可能だ。1330の「ふるさとの風」もほぼ同様だ、受信状態は概ね良好。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、ジャミングは1300前からすでに垂れ流しだ、1329キャリアーONと共にジャミングも消えた。受信状態は良好である。23日日曜日は日本語放送から、先週と同じ番組が出ている。小泉総理が平壌を訪問、拉致を認めて10年が経った。
まず9月2日、日比谷で開催された国民大集会について、特定失踪者21家族27名も参加、被害者と関係者の氏名が読み上げられている。
ニュース解説では、平壌の工作員用アパートについて。平壌駅近くの20階建てアパートには多くの日本人拉致被害者がいた。近隣の人たちには日本からの帰国者と言いながら実は拉致されてきた人たちもいたとされる。
救出への道コーナーでは、国民大集会の模様について増本輝明さんのお話。1422:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。スケジュールに次いで、緊急放送ISが出て日本への緊急連絡用携帯電話番号、電子メールアドレスなどがアナウンスされている。
後半1400からは同内容の朝鮮語放送が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く聞こえない、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「お馬」で始まっている。
拉致問題解説は松本京子さんについて。鳥取県米子市で1977年10月21日夜に行方不明、北朝鮮は拉致してないとしらを切っている事案でもある。2006年11月20日に11人目の拉致被害者に認定された経緯などが紹介されている。

ふるさとの声は松本京子さんへ、お兄さんからのメッセージは、2011年10月19日収録と、同年11月9日米子市で開催された「拉致問題の早期解決を願う国民の集い」での収録、同じく12月11日東京で開催の政府主催「拉致問題シンポジューム」での訴えから。同僚だった友人などからは、2007年の収録で過去放送されたメッセージの繰り返しである。
今日の一曲は、1978年のヒット曲、アリスの「冬の稲妻」、この番組は3月27日、4月5日、14日、23日、5月2日、20日、29日、6月7日、16日、25日、7月4日、13日、22日、31日、8月18日、27日、9月5日、14日と同じ内容である。
9975kHzへはすでに1440過ぎにジャミングを出してきた。9960kHzは跳び越してしまったようだ。しかしパラオからの電波は強く受信状態は良い。朝鮮語放送が強力に聞こえている。
1600の「ふるさとの風」は9780kHz、ジャミングは聞こえない、しかしまた周波数がずれてしまった、軽いビートが出ている。1430の9960kHzと同じ番組が出ている。信号は強く受信状態は良い。

2000の「しおかぜ」は5965kHz、この時期ジャミングの方が強く、八俣からの電波も全く聞こえない。これをもって北朝鮮がジャミングを強化したなどと言う記事もあるが、そうではなく、季節的要因による伝播状態の違いの方が大きいのでは。
2039からようやく頭を出し始め朝鮮語放送の後半がよく聞こえるようになった。
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