2012年09月17日

9月16日しおかぜ

16日、日曜日1300の9950kHzはジャミングが無い、朝鮮語放送がクリアーに聞こえている。ジャミングはスキップでは無く明らかに出ていない。1330の「ふるさとの風」もジャミングは無い。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、ジャミングは全く出ていない、混信も全く無く受信状態は極めて良好である。16日は日本語放送、昨日15日1400からと同じ番組が出ている。小泉総理が平壌を訪問、拉致を認めて10年が経った。9月2日、日比谷で開催された国民大集会について、特定失踪者21家族27名も参加、被害者と関係者の氏名が読み上げられている。
ニュース解説では、平壌の工作員用アパートについて。平壌駅近くの20階建てアパートには多くの日本人拉致被害者がいた。近隣の人たちには日本からの帰国者と言いながら実は拉致されてきた人たちもいたとされる。
救出への道コーナーでは、国民大集会の模様について増本輝明さんのお話。1422:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。スケジュールに次いで、緊急放送ISが出て日本への緊急連絡用携帯電話番号、電子メールアドレスなどがアナウンスされている。
後半1400からは同内容の朝鮮語放送が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、この周波数もジャミングは全くない。16日の北朝鮮向け放送はどれもジャミングが出てこなかった。MNDへのジャミングの出具合などからもジャミング送信機がまともに動いていないようだ。
懐かしい日本の歌は「ゆりかごの歌」で始まった。拉致問題解説は曽我みよしさん(当時46歳)について。1978年8月12日夜、ひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった事例でもある。
その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語によるメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」

胸にしみる 空のかがやき
今日も遠くながめ 涙をながす
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このやるせない モヤモヤを
だれかに 告げようか

白い雲は 流れ流れて
今日も夢はもつれ わびしくゆれる
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
この限りない むなしさの
救いは ないだろうか

深い森の みどりにだかれ
今日も風の唄に しみじみ嘆く
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このもえたぎる 苦しさは
明日も 続くのか

この番組は3月29日、4月16日、5月4日、13日、22日、31日、6月9日、18日、27日、8月2日、11日、20日、29日、9月7日と同じ内容である。
2000の「しおかぜ」は5965kHz、強力なジャミングのため全く受信不可能、完全につぶされている。そしてMNDに対しても途中で停波するこの種のタイプ、2040に突然ジャミングが止まった。
RTMと混信しながら聞こえ出した。しかし信号は弱い、いつものように2049に急上昇、混信もなくなり強力に聞こえ出した。後半10分間だけは朝鮮語放送がローカル局並みに入感している。2052:41に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
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