2012年09月08日

9月7日ふるさとの風

拉致事件が起きて30年以上、北朝鮮が渋々認めてからも10年が経った。その間、今も後ろで事件解決の足を引っ張っている連中が幅を利かせている。何もしないこと無かれ主義で物事を進めてきた結果、何も解決しない。連中にとってはこのままの方が都合がいいのだ。
北朝鮮の情勢変化で期待する向きもあるが、多分何も変わらないだろう。もう10年たてば、直接の被害者家族らの状況が変わるからだ。
しかし北朝鮮のこれまでのだましの手口に引っ掛かる人ばかりではない。無関心で自分のことしか考えない人がいるのはいつの時代でも同じだ。
北向け放送が今も続いていること自体ある意味奇跡に近いことかも。芸能界、マスコミが拉致に無関心な中、放送が続いていることにその意義があるのかもしれない。国内の新聞・テレビが今も本当のことを伝えないで、情報操作を続けていることからもよくわかる。

1300からの「日本の風」朝鮮語放送はジャミングの中よく聞こえている。7日は台湾からの電波も強い。1330の「ふるさとの風」日本語放送もよく聞こえている。一週間同じ番組だが、オンデマンド放送でも聞くことができる。ただいつも更新が遅く、7日現在も先週までの分しかアップされていない。こうしたこともやる気の無い諸条件の一つだ。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、これまでの5985kHzへのジャミングも消えたようだ。6003kHzのジャミングが広がっておりビルマ放送もよく聞こえない。新しい周波数へのジャミングも分からない、7日、金曜日は英語放送が強力に入感している。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、と言いたいところだが、パラオからの電波が出てこない、ジャミングはわからないがFSK波がうるさい。1338に電波が出てきた。7日金曜日、懐かしい日本の歌は「ゆりかごの歌」で始まったはす。
拉致問題解説は曽我みよしさん(当時46歳)について。1978年8月12日夜、ひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった事例でもある。
その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語によるメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」

胸にしみる 空のかがやき
今日も遠くながめ 涙をながす
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このやるせない モヤモヤを
だれかに 告げようか

白い雲は 流れ流れて
今日も夢はもつれ わびしくゆれる
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
この限りない むなしさの
救いは ないだろうか

深い森の みどりにだかれ
今日も風の唄に しみじみ嘆く
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このもえたぎる 苦しさは
明日も 続くのか

この番組は3月29日、4月16日、5月4日、13日、22日、31日、6月9日、18日、27日、8月2日、11日、20日、29日と同じ内容である。
1600の{ふるさとの風」は9780kHz、混信もなくクリアーに聞こえている。1430と同じ番組である。

2000の「しおかぜ」は5965kHz、相変わらずマレーシアが強くビートが激しい。若干八俣からの電波が強くそこそこ聞こえている。
ジャミングは全くない、まだ5910kHzへ垂れ流しが続いている。周波数変更後、一週間以上も変化がないのは極めて異例。この異例がいつまでも続いてほしい。
後半信号も上昇、ノッチをかけなくとも受信状態は良好である。
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