2012年07月22日

7月21日しおかぜ

1330の「しおかぜ」は5985kHz、激しいジャミングでかなり聞きづらいが、内容はなんとか聞き取れる。前半は朝鮮語放送で、1万キロ現地調査第9回の模様が出ている。
1974年失踪の大澤孝司さんのお兄さん大澤昭一さんのメッセージ、続いて佐渡市の金子優副市長のメッセージが日本語のまま放送された。
この後、曽我ひとみさんと失踪者中村三奈子さんのお母さんのメッセージが流れた、しおかぜで曽我さんの声が流れるのは初めてのことである。これまでは日本政府の放送でしか肉声は流れなかった。
1352:40に「日本政府からのメッセージ」が出ている。1354:55に緊急放送ISが出ていつもの連絡先がアナウンスされている。

後半1400からは同じ内容の日本語放送、受信状態はあまり変わらない。7月14・15日に行われた1万キロ現地調査第9回の模様が放送されている。
1974年失踪の大澤孝司さんが勤務していた農地事務所に近い旧新穂村役場前で収録したお兄さんの大澤昭一さんのメッセージ、続いて佐渡市の金子優副市長のメッセージが放送された。

この後、曽我ひとみさんが拉致された現場を調査、1978年8月12日拉致された曽我ひとみさんと韓国で失踪した中村三奈子さんのお母さん中村クニさんのメッセージが流れた、しおかぜで曽我ひとみさんに限らず、拉致被害者の声が流れるのは初めてのことである。これまでは日本政府の放送でしか肉声は流れなかった。

1422:22に「日本政府からのメッセージ」が出ている。拉致問題は風化することはありませんと、新しい内容のメッセージになっている。続いて放送時間周波数のアナウンス、緊急放送ISが出て電話番号が紹介されている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングはかなり強いが内容に聞き取りは十分できる。懐かしい日本の歌は「チューリップ」。
拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。北朝鮮は死亡としているが、にわか死亡通知書で不審だらけ。これも死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、お兄さん市川健一さんご夫妻からのメッセージで2011年10月20日収録。中学生時代の友人などからのメッセージも出ている。

1971年のヒット曲、トワ・エ・モワ(TOI ET MOI)の「愛の泉」、この曲は2011年6月以降今週の一曲で使われている。

遠い北国の森 愛の泉があった
その泉の前で 二つの影は出会う
水鳥たちが遊ぶ 愛の花咲く岸部
その泉の前で 愛は結ばれる

若者は少女に 首飾りを贈った
それはそれは 二人だけの愛のしるし
二人が歌いだせば 魚たちが踊った
二人が泣いた時 泉は嘆いた

夢の中で少女は 若者の胸に
二つの二つの 白い鳥は空に消えた
遠い北国の森 愛の泉があった
今そこに残るのは 愛の首飾り

この番組は3月26日、4月4日、13日、22日、5月1日、10日、6月6日、15日、24日、7月3日、12日と同じ内容である。
2000の「しおかぜ」は5910kHz、激しいジャミングの中健闘している。1330の5985kHzよりは若干信号が強く聞きやすいようだ。佐渡での現地調査の模様が放送されている。
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