海外からのラジオ放送

今週で放送開始以来通算で259週目の放送だ。この間何も拉致事件に関し新しい情報はない。全くの無駄とは言わないが、中身の薄っぺらな放送が今も続いている。
18日1300の9950kHzはジャミングが強く受信状態は悪い。1330の日本語放送も然り、かろうじて内容の聞き取りは出来る。
ニュース解説に続き拉致問題解説、北朝鮮制裁についても述べているが、これで北からの譲歩を求める狙いがあるという。なんとおめでたいことだろう。
ふるさとの声は、有本恵子さんへ、有本明弘さんからのメッセージで2011年9月4日の収録から。今週の一曲は1976年にヒット曲、伊藤咲子の「きみ可愛いね」、この曲は昨年6月に、朝鮮語番組今週の一曲でも放送されている。
この時間、同じ台湾送信の9940kHzのベトナム語は強い、ベトナムはこのFamily Radioにはジャミングをかけていない。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、ジャミングはほとんどわからない、受信状態は良好である。月曜日は失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。

1430の｢ふるさとの風｣は9960kHz、ジャミングが鬱陶しいが、受信状態はまずまず。懐かしい日本の歌は｢ゆりかごの歌｣、
拉致問題解説は曽我みよしさん（当時46歳）について。1978年8月12日夜、ひとみさん（当時19歳）と共に行方不明になった。拉致実行犯がわかっているのに、国際手配をしたというだけで後はほったらかしである。やるだけのことはやってますよという態度を見せるだけ、要するになにもやりたくない、典型的な例だ。ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった事例でもある。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語によるメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・フォーク・クルセダーズの｢悲しくてやりきれない｣


胸にしみる　空のかがやき
今日も遠くながめ　涙をながす
悲しくて　悲しくて
とてもやりきれない
このやるせない　モヤモヤを
だれかに　告げようか

白い雲は　流れ流れて
今日も夢はもつれ　わびしくゆれる
悲しくて　悲しくて
とてもやりきれない
この限りない　むなしさの
救いは　ないだろうか

深い森の　みどりにだかれ
今日も風の唄に　しみじみ嘆く
悲しくて　悲しくて
とてもやりきれない
このもえたぎる　苦しさは
明日も　続くのか

この番組は3月29日、4月16日、5月4日、13日、22日、31日、6月9日と同じ内容である。