これだけ頻繁になると、海外でも注目し出したようだ、一部一般メディアも、かつてない深刻な電力不足に陥っていると報じた。
いつもはジャミングにつぶされほとんど受信不可能な、「希望のこだま」「人民の声」「韓民族放送」がこれだけクリアーに聞こえることは珍しい。今日でほぼ一週間、この状態が続いている。
海外向け放送はじめ、ジャミングまでも止まっていては北朝鮮もおしまいだ。24日も0700からのVOKが始まったと思いきや、7580kHzも0711:36に停波、1130を過ぎるもだんまりを続けている。
ことラジオ放送に関しては、すでに北朝鮮は崩壊している。2月24日1130現在、北朝鮮の短波放送は、
3959,6400、11680kHzが聞こえるのみ。3977kHzでも出ているが実用になっていない。海外向け放送はすべて止まっている。
一方ジャミングのほうは、3912、4450、4557kHzに出ているのみ。このうち4557kHzはキャリアーのみでノイズは乗っていない。
1134:20に3912と4557kHzのキャリアーも停波した。一分後再開している。いずれにしても、複数の送信機が同時刻に止まるのは電源が断たれたからに他ならない。
6230kHzのMND Radio、24日もクリアーに聞こえている、1159から始まっている。
1200から1700までの各対北放送にはジャミングが出ている。これは出力も小さく、海外向け・スーパージャミングとは別の送信所から出ていると思われる。電源の供給ルートが違うということだろう。