2011年12月16日

BCL連盟名越会長逝去

1975年に「日本BCL連盟」の設立から仕事にかかわり、その後日本BCL連盟の名誉会長だった名越眞之氏が12月12日,午後2時35分に逝去という訃報を聞きました。まだまだ若い、79歳だった。

「短波」誌では何かとお世話になり、今もこうして聞き続けることができます。謹んでご冥福をお祈りします。

「ロシアの声」では16日の番組で、追悼番組を放送する。同局のウェブサイトから引用。

日本BCL連盟の設立から関わり,のちに日本BCL連盟の名誉会長の要職を務めた名越眞之(なごし・しんし)氏が12月12日,午後2時35分に逝去された。79歳だった。

 名越氏は1932年,岡山県生まれ。1956年,早稲田大学第一文学部哲学科を卒業。 (株)徳間書店入社。

 1975年,モスクワ放送(現VOR)、北京放送(現中国国際放送)、BBC、VOAなど,世界各国の国際放送を聞いている日本のリスナーの全国組織「日本BCL連盟」を立ち上げ、糸川英夫会長を継いで会長に就任、企業・団体・官庁・個人リスナーへの国際放送の情報提供業務に永らく従事し、リスナー拡大と電波を通じての国際理解に多大な貢献を果たされた。

 又名越氏は,「日本BCL連盟」における激務の中にあっても,幅広い文筆活動を展開され、 2008年1月には,東京都内の中学校176校,約21万人の生徒に配布され,父母や教師からも感銘の声が続々寄せられた「道徳」の授業の参考資料を再構成した「品格のある日本人」(PHP研究所刊)を著した。

 VOR[ロシアの声」一同、心から名越眞之名誉会長のご冥福をお祈りいたします。 

 なお日本語放送では、16日(金)のMMMの時間で、特別追悼番組を放送させて頂きます。

予告どおり16日の後半の放送で追悼番組が始まった。名越眞之会長のBCLという今まで無かった分野への熱い思いが語られている。チャイコフスキーの聖歌「ほほえむものに祝福あれ」などの曲を挟み穏やかな番組である。
いつもの「モスクワミュージックマガジン」とは趣を異にしている。月刊「My Wave」にまつわる話題など身近なことだったこともあり懐かしく思い出される。名越さん、楽しいBCLの楽しみ方を教えていただきまことにありがとう。
時代の変化とともに短波放送の今後が取りざたされています、しかし使われ方が違おうと無くなる事は無いでしょう。
これからも短波放送は続けられる、聴き方は変わったが、幅広く情報を得ることには変わりはない。

Posted by Hiroshi at 05:28│Comments(0)Japan
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