2011年11月11日

11月10日しおかぜ

1300と1330の9950kHzはジャミングもなく大変強力に聞えている。朝鮮語と日本語放送である。
1330の「しおかぜ」は5910kHz、10日、木曜日は失踪者家族からの肉声による呼びかけが放送されている。ジャミングが相当強く受信状態は極めて悪い。
1348に突然ジャミングが止まりはっきりと聞えるようになった。
1992年失踪の笹垣範男さんへ、お母さん、お姉さんから。
2001年失踪の後藤美香さんへ、お父さんから。
1998年失踪の菊地寛史さんへ、お父さんお母さんから。
1962年失踪の加瀬テル子さんへ、おばさん、妹さんから。
1976年失踪の高野清文さんへ、妹さんから、自作の歌も披露された。

1355:35に「日本政府からのメッセージ」が放送されている。

1400からも被害者家族からの肉声によるメッセージが出ている。再びジャミングが出て、受信状態が悪化してきたが聞き取りは可能だ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お父さんから。
1978年拉致された市川修一さんへ、義姉から。
1993年失踪の田中正道さんへ、妹さんから
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんから。
1981年失踪の辻 與一さんへお兄さんから。
2002年失踪の宮本直樹さんへ両親から。
1996年失踪の安西正博さんへお父さんから。
1966年失踪の小林 榮さんへ弟さんから。
1973年失踪の薩摩勝博さんへ、妹さんから。
1969年失踪の今井 裕さんへ、お母さんから。

以上の方々の肉声メッセージが放送された。1425:33にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。この番組は6月9日、7月7日、8月4日、9月15日、10月13日と同じ内容である。

1430の「ふるさとの風」は9950kHz、ジャミングは全く聞こえない。受信状態は極めて良好である。懐かしい日本の歌「海」と「お母さん」の2曲で番組開始。
「海」は、松原遠く消ゆるところ 白帆のかげは 浮ぶで始まる文部省唱歌だ。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて、メッセージは横田ご夫妻から、今年2011年5月8日に東京で開催された国民大集会「生きているのになぜ助けられない、全ての拉致被害者を救出するぞ」から、その会場での収録。1330の放送では新しい録音が使われているのにこの時間はいまだに使いまわし。
今日の一曲は新潟市民歌「砂浜で」。この曲は1970年代から新潟市内の小中学校の音楽の時間では良く歌われている歌で2011年6月の第3週に、今週の一曲として放送されていた。この番組は7月7日、16日、25日、8月3日、12日、21日、30日、9月8日、10月5日、14日、23日、11月1日と同じ内容である。
1600の9780kHz「ふるさとの風」もジャミングは全く聞えない、クリアーに聞えている。1430と同じ番組である。

2000の「しおかぜ」は6110kHzのはず、強力なジャミングで「しおかぜ」は影も形もない。完全にジャミングに埋没している。出てはいるが全く聞くことが出来ない。
VOAに対してはそれほど強力なジャミングは出していないように思えるが、「しおかぜ」だけは最大のジャミングをかける対象にしている。
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