この6月17日の大幅縮小されたWYFR-Family Radioは、次第に海外中継を復活させ、使用言語もほぼもとの状態に戻りつつある。
しかし、日本語放送は、いまだロシア中継が再開されないことから、短波放送は中断されたままである。7245kHzの日本語は5月24日まで聞えていた。そしてロシア中継が中止された6月15日まで、ほかの言語同様音楽だけが流されていた。
日本語のウェブサイトも更新され、オンデマンド放送は新しいファイルが日々更新されていることから、番組は毎日作られているようだ。衛星ラジオは今までどおり生きており、0400にはストリーミング放送で聞くことも可能だ。
本国送信は縮小されたままで復活の兆しはない。一方ロシア中継の再開はないが、アルメニア(YER)、カザフ(ALM)、ウズベク(TAC)各諸国からの中継が復活しており、アジア向けの言語が増えている。
9月に入ってからも英語放送が増えているが、いずれほかの言語に取って代わるものと思われる。開始当初英語の出ていた、7530kHz(YER)はインド向けのパンジャブ語に、
15750kHz(ALM)はフィリピン向けのイロカノ、セブ語に変更された。
1200-1300には17880(UAE)、17520(TAC)、15560(ALM)kHzで英語が出ているがいずれほかの言語に変わる可能性がある。このほか、
1000-1100にも12115(ALM)kHzで英語放送が聞えている。これは日本語放送が出る予定だ。
Family Radioのサイトは9月21日現在、日本語を含め50言語が作られている。