海外からのラジオ放送

1300の朝鮮語と1330の日本語｢ふるさとの風｣は9950kHz、ジャミングは全く聞えない。217週目の最後の番組が放送されている。同じ台湾送信の9960kHz Family Radioがやたら強い。

1330の｢しおかぜ｣は6135kHz、かなりジャミングがうるさいが何とか聞き取りは可能だ。前半日本語放送で、8月20日に札幌で開かれた特定失踪者家族懇談会で収録されたメッセージが出ている。
斉藤裕さんへお姉さんから、
曽ヶ端崇史さんへ、ご両親から
岡田優子さんへ、お姉さんから、
木本佳紀さんへ、お母さんから、
この後、署名活動に次いで市民の声も放送された。続いてニュース解説は最近のリビア情勢、金正日のロシア訪問についてなど。
後半1400からは同じ内容の朝鮮語番組だが、殆んどジャミングに埋もれ受信状態は極めて悪い、殆んど聞き取り不能。この番組は8月27日の再放送である。

1430の「ふるさとの風」はジャミングが聞えない、受信状態は極めてよい。懐かしい日本の歌は｢夏の思い出｣と｢われは海の子｣で始まった。
夏が来れば 思い出す
はるかな尾瀬 とおい空
きりの中に 浮びくる
やさしい影 野の小路
みず芭蕉の花が 咲いている
夢見て咲いている 水のほとり
しゃくなげ色にたそがれる
はるかな尾瀬 とおい空

夏が来れば 思い出す
はるかな尾瀬 野の旅よ
花の中に そよそよと
ゆれゆれる 浮き島よ
みず芭蕉の花が 匂っている
夢見て匂っている 水のほとり
まなこつぶれば なつかしい
はるかな尾瀬 とおい空

拉致問題解説、ふるさとの声は曽我みよしさんへ。曽我ひとみさんから、日本語と朝鮮語によるメッセージが出ている。続いて今日の一曲は1967年のヒット曲、森山良子の｢この広い野原いっぱい｣
(1) この広い野原いっぱい　咲く花を
　　一つ残らず　あなたにあげる
　　赤いリボンの　花束にして
(2) この広い夜空いっぱい　咲く星を
　　一つ残らず　あなたにあげる
　　虹に輝く　ガラスに詰めて
(3) この広い海いっぱい　咲く船を
　　一つ残らず　あなたにあげる
　　青い帆に　イニシャル付けて
(4) この広い世界中の　何もかも
　　一つ残らず　あなたにあげる
　　だから私に　手紙を書いて
　　手紙を書いて
この番組は7月3日、12日、7月21日、8月17日、26日と同じ内容である。

1500から7590kHzで｢北朝鮮改革放送｣が出ている、パラの15605kHzは8月31日の放送を最後に9月1日から聞えない。