2011年07月25日

7月24日ふるさとの風

1330に「しおかぜ」は日本語放送で開始、珍しくジャミングが出ていない。受信状態は極めて良好である。1354:30に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
後半1400からは朝鮮語番組、これもジャミングは無いが、放送終了間近の1424からジャミングが出てきた。当然終了後も垂れ流し、1500を過ぎてもまだ出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングはかなりうるさい、且つ同波に出ているFSK電波も強い。受信状態はあまり芳しくない。
懐かしい日本の歌は夏らしい歌で「海」、拉致問題解説は田口八重子さんについて。この後のふるさとの声も田口八重子さんへ、お兄さんの飯塚敏雄さんの、さる5月の国民大集会「生きているのになぜ助けられない」での収録メッセージ。
今日の一曲は、石川さゆりさんの「能登半島」
この番組は6月27日、7月15日と同じ。

1600の9780kHzも強力に聞えている。ジャミングはない。1430と同じ番組である。

2000に「しおかぜ」は5955kHz、ジャミングがかなり強いが聞き取りは可能だ。後半2048ごろからは信号が更に強くなり、クリアーに聞えている。日本語と朝鮮語の放送である。
拉致被害者家族も吐き気!菅と北のあまりにも深い闇(7月22日産経より)
 朝鮮半島がらみの2つのスキャンダルが菅直人首相を直撃している。1つは、北朝鮮の拉致容疑者親族周辺への2億円献金疑惑、もう1つは在日韓国人からの違法献金問題だ。拉致被害者の家族は、2億円献金疑惑に吐き気をもよおすほどの不信感を感じているという。菅首相はのらりくらりと「逃げ菅」を続けているが、背後には複雑な人間関係が交錯、深く暗い「闇」が横たわっている。

 「家族会を14年前に結成し、日本社会の闇、政治の闇に翻弄されながら戦ってきた。やっと金正日総書記に拉致事件を認めさせたが、今回の献金話を聞いて『こんなことがあっていいのか』『戦うべき闇があるのではないか』と考えさせられた。(横田めぐみさんの母)早紀江さんは『何を信じていいのか分からない。政府を信じていいのか…。吐き気がする』と語っていた」

 21日午後の参院予算委員会。参考人として出席した、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)の増元照明事務局長はこう訴えた。菅首相は手元の資料に目を落として、増元氏の顔をまともに見ようとしなかった。

 2億円献金疑惑はこれまで、産経新聞と夕刊フジ、関西テレビ以外のメディアはほぼ無視を決め込んでいた。そんななか、拉致被害者家族の象徴的存在である早紀江さんから投じられた言葉の意味は重い。

 この疑惑は、菅首相をはじめとする民主党の国会議員や地方議員の資金管理団体などから、拉致事件で国際手配されている森順子容疑者(58)と、よど号ハイジャック犯の故田宮高麿元リーダーを両親に持つ長男(28)が所属する政治団体など3団体に、総額2億496万円もの政治献金がされていたもの。

 法的な問題はさておき、政権を担う菅首相や民主党の国家意識と、北朝鮮との不透明な関係が問われている。

 自民党は「菅首相拉致関係献金疑惑プロジェクトチーム」(PT)を立ち上げ、徹底調査を開始した。21日の同委員会でも、自民党の山谷えり子議員が「拉致事件とズブズブの政治団体に献金してよかったと思うのか?」「政府の拉致問題対策本部長として失格ではないか」「家族会に謝罪はないのか」などと問いただした。

 菅首相は当初、「そういう団体と承知していなかった」「拉致被害者の帰国を実現できないことは申し訳ない」「承知しておらず、謝ることにはならない」などと、争点をずらすいつもの答弁で時間を浪費しようとしたが、増元氏の登場で委員会室の雰囲気は変わった。

 菅首相は1989年、北朝鮮の元工作員で拉致実行犯である辛光洙(シン・ガンス)元死刑囚の釈放を求める韓国政府への「要望書」に署名している。辛元死刑囚は99年に恩赦で釈放され、翌2000年、英雄として北朝鮮に帰国している。

 増元氏は、そうした菅首相の“汚点”にも触れながら、「菅首相は辛元死刑囚の嘆願書への署名について『うかつだった』と説明され、われわれ家族会も了承していたが、これで二度目だ。先ほどから『分からない』『知らなかった』などと答弁されていたが、国民の前で、献金の意図を明確にしてほしい」と、ズバッと指摘した。

 その後、山谷氏が畳みかけるように「わけの分からない団体に2億円も出すのか?」などと厳しく追及すると、菅首相はやっと「そういうこと(=拉致事件との関係)があるなら、(問題団体との)お付き合いを控えたい」「そういうことがあるなら、大変申し訳なく思う」と、あくまで条件付きで陳謝した。

 そもそも、2億円もの献金を受け取っていた団体は一体どんな存在なのか。謎解きのカギを握るのは、問題の団体が入居する都内のビルだ。

 このビルは、朝鮮総連の大物商工人が国会近くの千代田区平河町に所有していたもので、前述した拉致容疑者の長男が所属する政治団体をはじめ、関連団体に献金している複数の民主党国会議員の「東京応援団」と称する団体が入居していた。

 この大物商工人について、救う会(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)会長で、東京基督教大学の西岡力教授は20日の産経新聞に、「北朝鮮への大口献金者として知られ、昭和57年(1982年)の故金日成主席の70歳の誕生日には、1億円の祝賀金を出し、愛国賞銀メダルをもらっている」と寄稿した。大物商工人は94年に、新宿の路上で射殺されている。

 自民党PT座長の古屋圭司衆院議員は夕刊フジの取材に対し、「3団体は表裏一体なうえ、民主党議員の公設秘書と関連団体の会計責任者が複雑に重複している。調べれば調べるほど『民主党と北朝鮮の闇』は深まる」と語っているが、巨額献金や複雑に交錯する関係者、入居ビルの一致は何を物語るのか。

 前出の増元氏は「私の父は『日本を信じる』といって死んだ。父が信じた日本はこんな国のはずがない。姉は北朝鮮に拉致されて33年になる。むごい人生を送らなければならない代償は何なのか。彼女たちの犠牲のうえで、日本は『まともな国』『強い国』になってほしい」と語っている。

 菅首相は一体どこの国を向いて政治をしているのか、その本質が問われている。
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