以前からNHK東京第二放送の菖蒲久喜ラジオ放送所は日中、出力を半分にして送信しているが、7月1日からはその時間を拡大している。
減力放送の時間は、日本時間で平日午前8時50分から午後8時10分までとアナウンスしている。また土日はこれまでどおりの午前10時から午後4時までの間減力している。
この減力放送は9月22日まで、祝日を含む平日に行われる。
一方、秋田大潟ラジオ放送所の第二放送も250kWの減力放送を、7月1日から9月9日まで、土日を除き、東京第二と同じ時間午前8時50分から午後8時10分まで実施される。
出力の切り替えは並列運転の送信機をひとつ止めるだけのようで、電波が途切れることはない。信号のピークが僅かに変動するのが分かるだけ。
14日深夜のNHK第一放送は、ラジオ深夜便ではなく、衆議院総務委員会で行われたNHK決算審議の模様が放送されている。相変わらずアナログ放送を延長せよと発言している議員もいる。
その中で、チューナーを求め量販店を5~6軒回ったが買えなかったと言う発言もあった。にわかに信じがたい発言だが、現場を知らないとこういうことになる。
一部離島などで、中継局をやめCATVでの受信をしているが、利用料が余分にかかり、おかしいではないかという意見も出ていた。
CATVの場合、地域によって運営がさまざまで全国一律というわけには行かない。利用する側ももっと勉強しなくては。
海外向け放送は通常通りラジオ深夜便が出ている、第一放送は午前4時6分から深夜便に戻った。
ここへ来てにわかにアンテナ工事が増えてきた。いまさらすぐにやれといわれても24日までには無理だな。うるさいと苦情の出ているカウントダウンの影響もあるのだろうが、アンテナを立てたついでにこのチューナーを付けてくれ、地デジテレビを映る様にしてくれというのも結構ある。
依頼で工事をしているものについては余分な作業はしないという原則から対応に苦慮することも。簡単に付けれますよといわれ買ってきたが、良くわからんということだ。量販店・通販で買うことについてはそれなりのリスクのあることを知るいい機会でもある。