1300の「日本の風」は9950kHzの台湾送信、昨日とは打って変わりジャミングが弱いのか良く聞こえている。しかし1330の「ふるさとの風」は明らかにジャミングを強化している。朝鮮語よりも日本語のほうを意識している。やはり北朝鮮にいる日本人には聞かせたくない放送だ。
1330からの「しおかぜ」は5985kHz、強いジャミングが出ているがそれなりに良く聞こえている。土曜日ということで朝鮮語放送で始まっている。
1400からは日本語放送、ニュース、ニュース解説など「日本海にかける橋」である。1402:40に突然ジャミングが止まった、大変強力に聞こえている。江津市長のメッセージなどが放送されている。しかしまた1404:35にジャミングが出てきた。いつものことながら電力供給の不安定なことが伺える。
同じ1300台、15500と15630kHzでは「荒野の声」朝鮮語放送が出ている。15630kHzは1330終了のため15500kHzの一時間番組とは違う内容である。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは聞こえない、受信状態は概ね良好だ。日本の懐かしい歌「桜貝の歌」から始まった。
1 美わしきさくら貝ひとつ
去りゆけるきみに捧げん
この貝は去年(こぞ)の浜辺に
われひとりひろいし貝よ
2 ほのぼのとうす紅染むるは
わが燃ゆるさみし血潮よ
はろばろと通う香りは
きみ恋うる胸のさざなみ
ああ なれど わが思いははかなく
うつし世の渚に果てぬ
続いて拉致問題解説は市川修一さんについて。
ふるさとの声は同じく市川修一さんへ、お兄さんと、ご両親からのメッセージが出ている。今日の一曲はかぐや姫の「妹よ」
妹よ ふすま一枚 へだてて 今
小さな寝息をたててる 妹よ
お前は夜が 夜が明けると 雪のような
花嫁衣装を着るのか
妹よ お前は器量が悪いのだから
俺はずいぶん心配していたんだ
あいつは俺の友達だから
たまには三人で酒でも飲もうや
妹よ 父が死に 母が死にお前ひとり
お前ひとりだけが 心のきがかり
明朝 お前が出ていく前に
あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ
妹よ あいつは とってもいい奴だから
どんなことがあっても 我慢しなさい
そして どうしても どうしても
どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ
このパターンの放送では2回目となる、6月30日と同じ番組である。