2011年06月09日

アナログ放送延期決定

つまらん特例法が、なんと反対ゼロで通ってしまった。今回の東日本大震災に伴う特例措置だが、その理由が、被災したので、デジタルテレビに買い換える余裕がないからとも聞いた。
ん、ちょっと違うんじゃないかと思うのは直接被災地の人からも聞いた声。震災直後から、難視聴地域向けの衛星放送が見られるように要望してきたが、仕方なく一部地域で3月下旬からその他の地域では4月7日あたりからBCASカード番号の申請で「見せてやる」ということになってきた。

何もアナログ放送を延期しなくてもこの衛星放送で十分事足りるはずなのに、これぞとばかり延長をすんなり決めてしまった。ただし福島、宮城、岩手県のみ対象だ。被災したからテレビが買えないという人が果たしてどれほどの数になるのかおそらく未知数だろう。全国平均と差はそんなにないはずだが、あるいはそれよりも普及率は高くなっている。

避難所でもこの衛星放送の恩恵を受けることになりほぼ全ての避難所でデジタル放送が見られている、ただしテレビ東京は見せない。ごく一部の人しか入れない仮設住宅に至っては、最初から家電6点(テレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機・電子レンジ・炊飯器)が備え付けだ。
いずれにしても、新たにテレビを入手するにはデジタルしかないわけで、アナログ放送延長の意味はないはずだが、役人のやることはいつも分からない。
まさか、これを受けて全国的に延長なんてはないよな。しかし今の政権では何でもありだから、これからも何をしでかすか。止めるべき放射能も止めず、特定企業の言うまま、やりたい放題は続くだろう。

地震保険に加入していた人には、ほぼ申請どおり満額保険金が支払われている。火事太りというのもあるが、濡れ手に粟とはある加入者の本音。これは保険会社の懐は痛まないから。

VOA放送はどうやら、中国語放送だけは続けざるを得ないようだ。そのための予算措置も何とかなりそう。いくらインターネットといったところで、相手が中国では、何の役にも立たない。大陸からVOAやRFAのストリーミング放送を聞くことは出来ない。


一方、大紀元に寄れば、フェイスブックが中国に進出するかもしれないと伝えている。ほんまかいなと思える報道だが、グーグルの二の舞にならなければ。
Posted by Hiroshi at 12:21│Comments(0)Japan
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