対外的には食糧支援など駄々をこねているくせに、国内向けには豊富な資源を装い、挙句の果てにジャミングは放送が出ていないのに垂れ流し。一日わずか30分ほどの放送にも、17時間以上もジャミングを出し続けるこの異常さは一体何なのだろう。
6230kHzに局名不詳の朝鮮語放送が週何回か短時間放送しているが、これに対してもジャミングをかけ始めた。当初は「しおかぜ」にもかけられているのと同じタイプのジャミングだったが、6月4日から強力なノイズジャミング、ここで言うスーパージャミングが加わった。
このジャミング、これまで6275kHzで垂れ流しになっていたもので、ようやく送信機の調整が済んだのか6230kHzへ出せるようになった。
それにしても、放送もしていないのにジャミングを出し続ける異常な行動、異常な北朝鮮にとっては普通のことなのだろう。6003kHzの「希望のこだま」放送はすでに0500に放送は始まっているが、「人民の声」とは違い0650頃にならないとジャミングが出てこない。これと同時に何もいない5890kHzにも出してくる。
6MHz帯のジャミングは3ブロックに分かれており、それぞれジャミングの出る時間が微妙に異なっている。基本的には日本語放送の11865kHzのキャリアーも0651に出ている。海外向け放送に合わせて、ジャミング送信機にも電源供給がされるようだ。
6月6日の終了時間と7日の開始時間:
6230/6348 -2300:04*, *0650:55-
6518/6600 -2300:20*, *0500-
5890/6003/6015 -2359:11*, *0651:04-