2011年03月24日

「しおかぜ」放送時間延長

3月24日発行の特定失踪者問題調査会調査会NEWSによれば、3月27日、A11スケジュールから放送時間を延長する。
現行の1400からの放送を30分早め1330-1430に、また2030の放送も30分早く2000-2100の放送時間となる。

A11 Shiokaze
1330-1430 (ex.1400-1430) 5985 or 6020 or 6135
2000-2100 (ex.2030-2100) 5955 or 5965 or 6045

■この現状を乗り切りながら、拉致被害者の救出を
   ー「しおかぜ」放送時間延長と今後の活動についてー

 今回の震災は単にその規模が大きかっただけでなく、未だ福島の原発や余震の問題は収束せず、被災地の復興には極めて長期間かつ莫大な費用と労力がかかることが予想されます。そして、それらの全てが解決したとしても亡くなった方々が戻ることはなく、また被災された方々それぞれの心の傷がすべて癒されることもありません。

 ならば今後長期的に続く復興への闘いの中でも、拉致被害者救出のあゆみを止めることはできないと、敢えて考える次第です。調査会の活動も今後さらに厳しい状況になることが予想されますが、被災者と同様拉致被害者も今救える人は救わなければならない。私たちが手を緩めることはできないと、今回の震災であらためて実感しています。

 つきましては、3月27日から、「しおかぜ」は放送時間を従来の1時間から2時間へと延長します。
朝は5:00~6:00、夜は10:30~11:30の各1時間です。しおかぜの放送時間帯は早朝深夜ですので電力事情への影響は問題なく、当然放送費用も倍になりますが、政府の対北放送「ふるさとの風」のスポットを流すことによって支出されている実質支援もある程度増えますので、なんとかやりくりしていくつもりです。「しおかぜ」には相変わらず北朝鮮からの妨害電波が流されており、効果が挙がっていることは明らかです。時間の倍増によってよりその効果が高められると期待しています。

 震災のニュースに隠れていますが北朝鮮の内部の食糧事情等がこのところさらに逼迫しているとの情報も入っています。事態の変化は日本の状況に関係なくやってくる可能性があり、それにも対処していかなければなりません。延期をした現地調査なども出来るだけ早く日程を立て直して発表します。3月19日の関西ブロック家族懇談会は岡田副代表・三宅常務理事(家族懇談会担当)及び18人のご家族が参加して予定通り開催されました。今後この成果をもとに他地域での開催を行っていきます。

 震災への対処としては曽田常務理事を中心に被災地周辺の特定失踪者ご家族の安否確認がほぼ終了し、それぞれの役員、関係者は調査会と別の職責の中で支援を行っています。私自身も現在予備自衛官としての災害派遣招集を待っている身ですが、一刻も早く招集されるよう、アクションも起こしていくつもりです。

 震災の救援が最優先になると思いますし、そうしなければなりません。その前提で、皆様には可能な範囲で調査会活動へのご支援を賜りますよう、あらためてお願いする次第です。
     平成23年3月24日                       特定失踪者問題調査会代表 荒木和博

24日、1200からの「自由挑戦放送」1560kHzが出ていない、23日までは聞こえていた。1500からの5760kHzは出ている。

3月24日、木曜日の放送は、1300台の「ふるさとの風」もクリアーに聞こえている。この時間は一週間同じ番組の繰り返しである。

1400の「しおかぜ」は5910kHz、日本語放送で失踪者からの手紙の一部が読まれている。
1430の「ふるさとの風」は9950kHz、ジャミングは全くない、大変強力に聞こえている。懐かしい日本の歌「おもちゃのチャチャチャ」と「高校三年生」の2曲がオリジナルではなく合唱で、番組スタート。拉致問題解説は17人目の拉致被害者に認定された松本京子さんについて。
ふるさとの声は松本京子さんへ、お兄さんからのメッセージ、2010年9月録音である。この後は同僚らのメッセージで2007年に収録されたもの。
今日の一曲は1977年に発表された千昌夫の「北国の春」、今でも世界中の放送局から聞こえてくる名曲となっている。この番組は、12月26日、1月2日、11日、20日、29日、2月7日、16日、3月6日、15日と同じ内容である。
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