16日の9950kHzはよく聞こえている。1300の朝鮮語、1330の日本語ともにクリアーだ。この時間の放送は対策本部のオンデマンド放送で聞くことが出来る。
1400の「しおかぜ」破鏡もジャミングでまったく受信不可能。英語放送が出ていることだけはかろうじて分かる。失踪者氏名が読み上げられている。この放送にジャミングをかけることが北朝鮮の最重要課題のようだ。
1430の「ふるさとの風」は9950kHz、受信状態は極めてよい。懐かしい日本の歌「おもちゃのチャチャチャ」と「高校三年生」の2曲から番組スタート。拉致問題解説は松本京子さんについて。17人目の拉致被害者認定に至る経緯が述べられている。続いてふるさとの声は松本京子さんへ、お兄さんからのメッセージ、2010年9月録音である。この後は同僚らのメッセージで2007年に収録されたもの。
今日の一曲は1977年に発表された千昌夫の「北国の春」、世界中の放送局から聞こえてくる名曲となっている。2月16日水曜日の番組は、12月26日、1月2日、11日、20日、29日、2月7日と全く同じ内容である。
1500からの朝鮮語放送もきわめて強力に聞こえている。ジャミングは全く聞こえない。