いつもほとんど聞こえない1300からの9950kHz、台湾送信の「日本の風」と「ふるさとの風」が強力に入感している。日照時間が長くなり、伝播状態も変化しつつある。
10kHz上の同じく台湾からのベトナム語がやたら強い、9950kHzがガサガサとうるさいほどである。それに引き換え、大陸からの電波はほとんど聞こえない。
1330の日本語放送は、12月19日に熊本で開催された国民大集会の模様がダイジェストで放送されている。この時間の番組は対策本部のオンデマンド放送で、今週の一曲、五木ひろしの「千曲川」を除き聞くことが出来る。
1400の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは出ているが、弱くしか聞こえない。20日は日本語放送、去る10月23日の集会の式典特別番組が放送されている。石原慎太郎東京都知事の挨拶、このほか特定失踪者問題調査会荒木代表、平沼赳夫拉致議連代表、家族会飯塚繁雄代表、西岡力救う会会長の挨拶が出ている。
1424に「日本政府からのメッセージ」、この番組は1月6日と同じである。
1430の「ふるさとの風」は強力である。この時間31mbではこの9950kHzが最強ではないか。「おもちゃのチャチャチャ」と「高校三年生」の2曲から放送開始。拉致問題解説は松本京子さんについて。拉致被害者認定に至る経緯が述べられている。続くふるさとの声は松本京子さんへ、お兄さんからのメッセージ、2010年9月録音である。この後は同僚らのメッセージで2007年に収録されたもの。
今日の一曲は千昌夫の「北国の春」、世界中の放送局から聞こえてくる名曲となっている。この時間は9日ごとに同じ番組が出ているが、12月26日からは、懐かしい日本の歌と今日の一曲が新しくなっている。1月20日の番組は、12月26日、1月2日、11日と同じである。
1500の9975kHz朝鮮語放送も同じパラオからの送信、大変強力に入感している。ジャミングはかなり強く出ているが放送波の方がはるかに強い。1530からのVOAがこの9975kHzに出てくるが、これに垂れ流しジャミングがかけられている格好になっている。
1530の9965kHzの朝鮮語放送も強力である。
1600からの「ふるさとの風」は9780kHz、いつになく超強力な電波が届いている。20日はこの時間もなおコンディションがよくS9+50dBを示している。放送開始から今日の一曲までを録音した。